オキシトシン

――私たちのからだがつくる安らぎの物質

オキシトシンシャスティン・ウヴネース・モベリ著
瀬尾智子・谷垣暁美訳
四六判 240頁 定価:2,750円(本体2,500円)
978-4-7949-6735-0 C0047 〔2008年〕


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人の身体の中には癒しをもたらすシステムがひそんでおり、オキシトシンという物質が重要な鍵をにぎっているという。いま世界中の学者たちの注目を集めているオキシトシンのさまざまな効果を明らかにし、日常生活のなかでその分泌を促し、システムを活性化する方法を解明する。今後注目度が高まる物質オキシトシンについての、日本で初めての一般向け概説書。

聖マリアンナ医科大学小児科学教室 堀内勁教授推薦
ストレス対処システムである間脳・下垂体・副腎系の対極に幸福追求システムとしてオキシトシン系が注目されている。いのちを生み出し、心をはぐくむ化学物質。豊かな人間関係を作るふれ合いの科学的解明が語られます。

◇シャスティン・ウヴネース・モベリ
スウェーデンの生理学者。オキシトシンの世界的権威のひとり。4人の子どもの出産育児の体験をつうじて、オキシトシンの重要性に着目し、研究を続けている。