データで読む 教育の論点

〈犀の教室〉
舞田敏彦 著
四六判並製 400頁
定価:2,090円(本体1,900円)
978-4-7949-7032-9 C0036 〔2017年8月〕


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子ども・家庭・学校・若者・社会…5つの分野の
統計データから浮かび上がる、日本の教育の不都合な真実。

「保育所入所率が低い地域では児童虐待相談率が高い」「いじめ被害・不登校の発生率は年収の低い家庭ほど高くなる」……厚労省・総務省・文科省の各種調査から、PISA(OECDの学習到達度調査)、WVS(世界価値観調査)などの国際調査まで、国内外の統計データを解析すると、日本の教育の病理が見えてくる。見たくない現実も、データで示せば一目瞭然。子ども・家庭・学校・若者・社会…5つの分野の統計データから浮かび上がる、日本の教育の不都合な真実。教育問題の解決・改善は、まずこのデータを直視することから。

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【目次】

①子ども:学力/逸脱

②家庭:家庭環境/保育/受験

③学校:教育機会/教育課程/進路/教員

④若者:就労/結婚/意識

⑤社会:学歴社会/格差社会

 

舞田敏彦(まいた・としひこ)
1976年生まれ。教育社会学者。東京学芸大学大学院博士課程修了。博士(教育学)。専攻は教育社会学、社会病理学、社会統計学。著書に『教育の使命と実態ーデータからみた教育社会学試論』『47都道府県の子どもたち―あなたの県の子どもを診断する』『47都道府県の青年たち―わが県の明日を担う青年のすがた』(共に武蔵野大学出版会)など。

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