田尻久子 著 四六判上製 232頁 定価:1,815円(本体1,650円) 978-4-7949-7160-9 C0095 〔2019年11月〕 熊本の路地裏にある「橙書店」。本屋であり、喫茶店であり、ギャラリーでもある。ちいさな店に集うお客さんを店主はそっと見つめ、書棚の向こう、かそけき声に寄り添う。著者渾身の書き下ろし、33篇の物語。
藤井聡 著 四六判並製 232頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-7158-6 C0095 〔2019年10月〕 財政赤字でOK。消費税は減税! 経済学の常識を覆す主張で、いま世界で大論争を巻き起こしている「現代貨幣理論」(MMT)。前内閣官房参与で、アベノミクスの問題点を知り尽くした著者が描く、実践的MMT理論入門にして、日本経済再生のシナリオ。
楠木建 著 四六判並製 544頁 定価:2,640円(本体2,400円) 978-4-7949-7157-9 C0095 〔2019年10月〕 独りで、ゆっくり、大量に! これが知的体幹を鍛え、思考の基盤を厚くする本の読み方。読書の醍醐味は、そこから何を読み取り何を得るかにある。当代随一の本の読み手が、これまでに手掛けた書籍解説、書評のほぼすべてを網羅した「全書籍解説・書評・読書論集」。
大石 始 著 四六判並製 264頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-7151-7 C0095 〔2019年10月〕 高層ビルが立ち並ぶ姿だけが「TOKYO」ではない。政治・経済の中心地である都心を尻目に、自然と共に生き、昔ながらの暮らしを淡々と続ける周縁部の住人たち。そんな奥東京人たちのポートレイトから、東京の知られざる一面を描き出したディープ体験記。
高橋ユキ 著 四六判並製 304頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-7155-5 C0036 〔2019年9月〕 2013年の夏、わずか12人が暮らす山口県の集落で、一夜にして5人の村人が殺害された。犯人の家に貼られた川柳は〈戦慄の犯行予告〉として世間を騒がせたが……気鋭のノンフィクションライターが、〈山口連続殺人放火事件〉の真相解明に挑んだ新世代〈調査ノンフィクション〉
〈犀の教室〉國分功一郎 著 四六判並製 320頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7039-8 C0095 〔2019年9月〕 なぜハイデッガーだけが、原子力の危険性を指摘できたのか――。ハイデッガーの知られざるテキスト「放下」を軸に、ハンナ・アレントからギリシア哲学まで、壮大なスケールで展開される、技術と自然をめぐる哲学講義録。3.11に対する哲学からの根源的な返答がここに。
宮野真生子・磯野真穂 著 四六判並製 256頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-7156-2 C0095 〔2019年9月〕 がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が、死と生、別れと出会い、そして出会いを新たな始まりに変えることを巡り、20年の学問キャリアと互いの人生を賭けて交わした20通の往復書簡。
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