Category: 海外文学Subscribe to 海外文学



コミック・ヘブンへようこそ

コミックヘブンへようこそ

〈I am I am I am〉パク・ソリョン 著 チェ・サンホ 絵 渡辺麻土香 訳
四六判並製 192頁 定価:2,200円(本体2,000円)
978-4-7949-7447-1 C0097〔2024年11月〕
韓国文学界の新鋭作家が放つ傑作短編集。マンガ喫茶での夜勤中に絶体絶命の危機を経験する表題作のほか、SFからホラー、コメディまで、贅沢でカラフルな世界観が炸裂する9編を収録。海外文学シリーズ「I am I am I am」、第三弾!



危険なトランスガールのおしゃべりメモワール

危険なトランスガールのおしゃべりメモワール

〈I am I am I am〉カイ・チェン・トム 著  野中モモ 訳
四六判並製 232頁 定価:2,530円(本体2,300円)
978-4-7949-7438-9 C0097〔2024年8月〕
カンフーの達人で、病的な嘘つきのあたしは、生まれ育った町と家族から逃げ出した。誰かが描いた物語に、閉じ込められないために。待ち受ける数々の困難を前に、彼女は新しい家族を守り、痛みを癒し、自分の中にある真実を見つけることができるのだろうか?海外文学シリーズ「I am I am I am」、第二弾!



ベル・ジャー

ベル・ジャー

〈I am I am I am〉シルヴィア・プラス 著 小澤身和子 訳
四六判並製 388頁 定価:2,750円(本体2,500円)
978-4-7949-7435-8 C0097〔2024年7月〕
わたしはぜんぶ覚えている。あの痛みも、暗闇も——。世の中は欺瞞だらけだと感じる人、かつてそう思ったことがある人たちに刺さりつづける、ピュリツァ—賞受賞の天才詩人が書き残した伝説的長編小説、20年ぶりの新訳。海外文学シリーズ「I am I am I am」、第一弾!



たまたま、この世界に生まれて

たまたま、この世界で生まれて

――ミラン・クンデラと運命

須藤輝彦 著
四六判上製 388頁 定価:3,960円(本体3,600円)
978-4-7949-7416-7 C0098 〔2024年3月〕
長年ノーベル文学賞の有力候補に名を連ねながら惜しくも世を去った作家ミラン・クンデラ(1929–2023)。東と西、政治と文学、歴史と現在、偶然と必然のあいだを揺れ動く人間の運命を見つめ続けた作家の仕事を読み解く本格評論。



敬愛(キョンエ)の心

敬愛の心

キム・グミ 著 すんみ 訳
四六判並製 436頁 定価:2,640円(本体2,400円)
978-4-7949-7391-7 C0097 〔2024年3月〕
理不尽な火災事件で親しい人を失い、亡霊のように生きていた男女の転機と再生を描く。1999年に韓国・仁川(インチョン)で実際に起きた事件を題材にした著者初の長編小説、待望の邦訳刊行。



母を失うこと

母を失うこと

――大西洋奴隷航路をたどる旅

サイディヤ・ハートマン 著 榎本空 訳
四六判上製 376頁 定価:3,080円(本体2,800円)
978-4-7949-7376-4 C0095 〔2023年9月〕
奴隷になるとはいかなることか? 奴隷制の後を生きるとはいかなることか? 歴史を剝ぎ取られ母を失った人々の声を時を超えてよみがえらせる、現代ブラック・スタディーズの古典にして、紀行文学の傑作。



ザ・ブラック・キッズ

クリスティーナ・ハモンズ・リード 著 原島文世 訳
四六判並製 448頁 定価:2,860円(本体2,600円)
978-4-7949-7379-5 C0097 〔2023年8月〕
暴動が起きた日から、世界は「あたしたち」と「あいつら」のふたつに分かれた――。ブラック・ライヴズ・マター(BLM)の源流となったロサンゼルス暴動という、じっさいの歴史的事件に着想を得た長編小説。NYタイムズ・ベストセラー選出、ウィリアム・C・モリス賞ファイナリスト。