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ありのままのアンデルセン

ありのままのアンデルセン

――ヨーロッパ独り旅を追う

マイケル・ブース 著 寺西のぶ子 訳
四六判変型 504頁 定価:2,530円(本体2,300円)
978-4-7949-6950-7 C0098 〔2017年3月〕
『英国一家、日本を食べる』でおなじみ、マイケル・ブースのデビュー作。デンマーク人女性と結婚し、ロンドンからコペンハーゲンに移住したマイケル。デンマークに溶け込もうと語学学校に通い、アンデルセンの作品にふれると、そこには……。



カンディード

カンディード

ヴォルテール著 堀茂樹 訳
四六判上製 256頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-6927-9 C0098〔2016年6月〕
18 世紀の社会・思想への痛烈な批判を、主人公の過酷な運命に託した、啓蒙思想家ヴォルテールの代表的名作。『悪童日記』(アゴタ・クリストフ)、『シンプルな情念』(アニー・エルノー)でおなじみ堀茂樹の新訳で、1759年発表の古典的名著が今よみがえる!



心の死

エリザベス・ボウエン著/太田良子訳
四六判上製 520頁
定価:2,970円(本体2,700円)〔2015年9月〕
978-4-7949-6892-0 C0097 〔2015年9月中旬〕
人生の階段をのぼるとき、我々はなにを学ばなければならないのか?
20世紀英国文壇の重鎮が重厚に綴る「少女の人生論」。



日ざかり

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エリザベス・ボウエン著/太田良子訳
四六判上製 480頁
定価:2,970円(本体2,700円)
978-4-7949-6868-5 C0097 〔2015年1月〕
20世紀英国文壇の重鎮エリザベス・ボウエン――作家として脂の乗りきった 中期長編 第2弾。不安に満ちた戦時下のロンドン。ステラの恋人ロバートには敵国スパイの嫌疑がかけられていた。男女の愛、そして祖国愛を巡る討議がボウエンならではの筆致で描かれる…… 。



赤と青 ローマの教室でぼくらは

マルコ・ロドリ著/岡本太郎訳
四六判上製 256頁 定価:2,420円(本体2,200円)
978-4-7949-6854-8 C0098 〔2014年〕
ローマ郊外の高校で30 年以上教鞭を執ってきた作家が綴るヒューマンドラマ。いじめ・麻薬・人種問題、修学旅行のトラブルまで、学校社会で起こる様々な問題に対する日々の奮闘を描いたエッセイ集。



パリの家

エリザベス・ボウエン著/太田良子訳
四六判上製 384頁 定価:2,530円(本体2,300円)
978-4-7949-6853-1 C0097 〔2014年〕
20世紀イギリスを代表する女流作家、ボウエンの最高傑作。筋金入りの幻想小説ファン、精読を要する技巧的純文学を愛する人におすすめ。



マリー・クヮント

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マリー・クヮント著 野沢佳織訳
A5変型 368頁 定価:2,860円(本体2,600円) 
978-4-7949-6836-4 C0077 〔2013年〕
マリー・クヮントは、女性が従順なお嬢さんであれ、とされていた60年代にミニスカートを流行させた。彼女の野心、実行力、想像的なまなざしがなければ、今日の自由なファッションはなかったかもしれない。スウィンギングロンドンを駆け抜けるファッションデザイナーの秘話であり、起業の作法、女性の意識革命の書としても楽しめる回想録。