〈犀の教室〉平尾昌宏 著 四六判並製 400頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7038-1 C0012 〔2019年3月〕 社会も、経済も、政治も、科学も、倫理なしには成り立たない。人生の局面で判断を間違わないために、正義と、愛と、自由の原理を押さえ、自分なりの生き方の原則を作る! 道徳的混乱に満ちた現代で、人生を炎上させずにエンジョイする、〈使える〉倫理学入門。
荒木優太 著 四六判上製 216頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7076-3 C0095 〔2019年2月〕 若者は、社会から同時に押しつけられる「責任論」とどう対峙すべきなのか? 自由に生きる道はあるのだろうか? 日本社会における匿名性の可能性と限界について考察するフリーター系社会超批評。
鷲田清一 著 四六判並製 356頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7066-4 C0095 〔2019年2月〕 危機の時代、先の見えない時代において、ほんとうに必要とされ、ほんとうに信じられる知性・教養とはなにか? それは、視界の悪い濃霧の中でも道を見失わずにいられる「方向感覚」のこと。臨床哲学者がみずからの方向感覚を研ぎ澄ませながら綴った思索の記録。
ベリーズ・ゴート、モラグ・ゴート 著 高月園子 訳 A5判並製 224頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-7072-5 C0037 〔2019年1月〕 本書は5歳から上の子どもたちに哲学の手ほどきをする本です。現役の小学校教諭と大学の哲学教授の共同執筆によるもので、実践的かつ学術的。子どもの思考力、集中力、そして議論する力を飛躍的に伸ばします。
吉本隆明 著 A5判変型・上製 672頁 定価:7,480円(本体6,800円) 978‐4‐7949‐7118-0 C0395〔2019年1月〕 社会の転換期に生み出される「現在」の文学を論じた初めての本格的文芸時評『空虚としての主題』と、名作古典文学の深層と構造を鮮やかに描き切った『源氏物語論』、長く継続的にその主題を追って書き継がれた「アジア的ということ」などを収録する。単行本未収録3篇。第19回配本。
吉本隆明 著 A5判変型・上製 656頁 定価:7,370円(本体6,700円) 978‐4‐7949‐7117-3 C0395〔2018年9月〕 批評の現在を告知する「批評について」を序にすえた作家論集『悲劇の解読』とミシェル・フーコーとの対談を核に編まれた『世界認識の方法』のほか、同時期の評論、エッセイなどを収録する。第18回配本。
山口昌男 著 四六判上製 344頁 定価:2,970円(本体2,700円) 978-4-7949-7059-6 C0021〔2018年9月〕 後期⼭⼝⼈類学は、⾃ら「敗者学」と名づけた、近代⽇本において挫折した⼈々や戊⾠戦争に敗れた幕⾂たちのネットワークの探求に向けられた。昭和の論壇をリードしてきた文化人類学者が語るファン垂涎の「敗者学」入門テキスト。
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