吉本隆明 著 A5判変型・上製 646頁 定価:本体6500円+税 978‐4‐7949‐7115-9 C0395〔2018年4月〕 著者の古典思想家論の集大成ともいえる『最後の親鸞』と、その後の宗教論の礎となった『論註と喩』などの評論・エッセイ、および『野性時代』連作の開始期の詩篇を収録する。また、長らく読むことが困難となっていた「『最後の親鸞』ノート」を再録。第16回配本。
吉本隆明 著 A5判変型・上製 584頁 定価:7,150円(本体6,500円) 978‐4‐7949‐7114-2 C0395〔2017年12月〕 わが国の和歌形式の詩は、いつ形づくられたのか――。「古事記」「日本書紀」から平安期の歌論書までを読み解き、その発生の起源から形式の成立まで統一的に論じる古典批評の書『初期歌謡論』。および、同時期に発表されたそれに関連する評論・講演・エッセイを収録。第15回配本。
藤田一照・光岡英稔 著 四六判並製 228頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-6983-5 C0095 〔2017年12月〕 からだの声を聞かなくなって久しい現代。外側にばかり向いていた気持ちを自らの内側へと向けることで、本来の姿が立ち現れる。目を閉じ、合掌し、意識を静かにおろす。感覚をあえて閉じることで見えてくる世界とは。一歩下がることからはじめる生き方のすすめ。
〈犀の教室〉小島毅 著 四六判並製 276頁 定価:2,090円(本体1,900円) 978-4-7949-7033-6 C0021 〔2017年11月〕 古来より朱子学によって国を治めた中国・韓国に対し、日本では教養としての朱子学が、水戸光圀、吉田松陰、西郷隆盛、伊藤博文らへと受け継がれ、明治維新を支える思想となっていった。東アジアの中の日本を俯瞰して論じる、新しい明治維新論。
ペーテル・エクベリ 作 イェンス・アールボム 絵 枇谷玲子 訳 A5判並製 152頁 定価:1,650円(本体1,500円) 978-4-7949-6975-0 C0010 〔2017年10月〕 「教育の国」スウェーデン発、幸福に生きるための “考えるレッスン”! この本には、人生に役立つ哲学の知恵やノウハウが書いてある。でも、きみがどうやって生きるか、答えは書いてない。考えるのは、きみだ。さあ、思考の冒険に出かけよう!
吉本隆明 著 A5判変型・上製 706頁 定価:7,480円(本体6,800円) 978‐4‐7949‐7113-5 C0395〔2017年9月〕 はじめて海外の文学者たちを論じた『書物の解体学』、長くその資質にひかれて論じてきた「島尾敏雄」のほか、1972年から1976年の間に発表された詩11篇と、この期間の主要な評論・講演・エッセイ(単行本未収録2篇を含む)を収録する。第14回配本。
松岡正剛 × ドミニク・チェン 著 四六判並製 360頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-6965-1 C0095 〔2017年7月〕 越境し続けるIT界の異才、ついに編集工学の門を叩く。変化の背後にある「情報」の本質とは何か。トランプ問題から民主主義、貨幣、アニメ、監視社会から、痛みと生命まで、圧倒的に語り明かす。門外不出、究極の「ヒント集」誕生。
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