ドゥニ・カンブシュネル 著 津崎良典 訳 四六判並製 320頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7268-2 C0010〔2021年9月〕 「〈我思う、故に我在り〉は大発見」「人間の身体は単なる機械」「動物には何をしたっていい」……ぜんぶ誤解だった! 世界的権威が21の「誤解」を提示、デカルトにかけられた嫌疑をひとつひとつ晴らしていく。硬直したデカルト像を一変させるスリリングな哲学入門。
吉本隆明 著 A5判変型上製 554頁 定価:7,150円(本体6,500円) 978-4-7949-7126-5 C0395〔2021年8月〕 『ハイ・イメージ論』の続編「IV」ともいうべき『母型論』と中東湾岸戦争についての発言などを収める。単行本未収録6篇(「些事を読みとる」「鶴見さんのこと」「太宰治を思う」ほか)。月報は山崎哲さん(劇作家)、菅原則生さん(『続・最後の場所』)、ハルノ宵子さん(作家・漫画家)が執筆。第27回配本。
〈犀の教室〉田上孝一 著 四六判並製 320頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7272-9 C0010〔2021年7月〕 1対99の格差、ワーキングプア、ブルシット・ジョブ、地球環境破壊……現代社会が直面する難問に対する答えは、マルクスの著書のなかにすでにそのヒントが埋め込まれている。『資本論』『経済学・哲学草稿』『ドイツ・イデオロギー』などの読解を通じて、「現代社会でいますぐ使えるマルクス」を提示する入門書。
大澤真幸 木村草太 著 四六判並製 352頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7263-7 C0031〔2021年5月〕 天皇とは何か。天皇制は何のために存在しているのか。天皇の家系は、どうして他の家系と比べて特別に高貴なのか。天皇制の過去、現在を論じることを通じて、日本人とは何か、日本社会の特徴はどこにあるのかを探究する刺激的対談。
森元斎 著 四六判並製 272頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-7266-8 C0095〔2021年5月〕 里山に移住した哲学者・アナキストによる実践的ゆるゆる「生活の哲学」入門講座。拠点づくり/食料の確保/活動資金の得方/料理/日常のずらし方/お金の秘密/子育てと教育etc… 日常に根差した哲学を実践的、かつ等身大のことばで語る、革命日誌。
レベッカ・バクストン、リサ・ホワイティング 編 向井和美 訳 四六判並製 252頁 定価:2,200円(本体2,000円) 978-4-7949-7264-4 C0010〔2021年5月〕 プラトン、アリストテレス、孔子、デカルト、ルソー、カント、サルトル……では、女性哲学者の名前を言えますか? 明晰な思考、大胆な発想、透徹したまなざしで思想の世界に生きた、20の知られざる哲学の女王たち(フィロソファー・クイーンズ)。
吉本隆明 著 A5判変型上製 640頁 定価:7,480円(本体6,800円) 978-4-7949-7125-8 C0395〔2021年4月〕 初期ヴェイユの考えにそっとじぶんの考えをブレンドし、いたましいヴェイユの貌を描き出した『甦るヴェイユ』、『最後の親鸞』以降に親鸞について考えたことをまとめた『未来の親鸞』等を収録。月報は三上治氏(評論家)、赤坂憲雄氏(民俗学者)、ハルノ宵子氏(エッセイスト・漫画家)が執筆。第26回配本。第Ⅲ期、刊行スタート!
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