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幕末維新改メ

幕末維新改メ

中村彰彦 著
四六判並製 312頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-6995-8 C0020 〔2018年5月〕
「日本の夜明け」に隠れた悲劇の連鎖とは。一見華やかに見える幕末維新の水面下の状況に焦点を合わせ、そこに秘められた影を明らかにする――。直木賞作家が亡国の時代に生きた無骨な人々の息遣いを丹念に描く、書き下ろし幕末入門。



迷家奇譚

川奈まり子 著
四六判並製 312頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-6963-7 C0095 〔2017年5月〕
「いや、実はこんな話があってね……」ネイルサロンで、暑い夏の坂の途中で、または深夜の電話口から、人々は不意に怪異を語りだす。奇譚に埋め込まれ、漂っている記憶とは。口の端に上る「裏側の世界」を女性作家が巡り歩く、オカルトルポ。



古来種野菜を食べてください。

古来種野菜を食べてください。

高橋一也 著
四六判 288頁+ カラー16頁 定価:1,815円(本体1,650円)
978-4-7949-6944-6 C0095 〔2016年11月〕
古来より、一度も絶やされることなく連綿と受け継がれてきた「命」があります。それが古来種野菜たち。しかし、その種がいま、途絶えようとしています。本書では、古来種野菜の魅力を余すところなく伝えるとともに、野菜を取り巻く環境について、そのすべてに関わる「八百屋」だからこそ見えてくる視点から熱く語ります。



万年筆インク紙

万年筆インク紙

片岡義男 著
四六判変型 288頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-6939-2 C0095 〔2016年11月〕
小説のアイディアをメモするための万年筆、自分の思考をもっとも良く引き出してくれるインクの色、そして相性のいいノートブックとは──。作家・片岡義男が道具から「書く」という仕事の根幹について考えた刺激的な書き下ろしエッセイ。



ザ・コラム

ザ・コラム

小田嶋隆 著
四六判 320頁 定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-6938-5 C0095 〔2016年10月〕
ネトウヨもスキャンダルもエロもなんでもござれ。多くの物書きからリスペクトを受ける「コラムニスト中のコラムニスト」が、この凡そ十年で手がけた数多のコラムの中から自らの手で選りすぐって編んだ一冊。コラムの金字塔にして永久保存版!



週末介護

週末介護

岸本葉子 著
四六判 320頁 定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-6930-9 C0095 〔2016年7月〕
90歳、認知症の父を送る。きょうだいや甥たちも集まり5年の介護の日々。仕事との両立、親の変化への覚悟、お下問題、介護用品あれこれ……細々とした日常に介護の本質が宿る。親のことも自分の老後も気になる世代の「あるある」の日々と実感を、名エッセイストが飄々と綴る。



さらば、政治よ

さらば、政治よ

――旅の仲間へ

渡辺京二 著
四六判上製 248頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-6926-2 C0095〔2016年6月〕
最近、世界情勢がどうなっていくのか、日本はどうなるのか、憂国の議論が日本を覆っている。しかし85歳になって自分の一生を得心するにあたって、国の行方など、自分の幸福にはなんの関係もないことがわかってきた。熊本にいて、広く世界を見渡す賢人、渡辺京二の最新評論集。