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「できる」と「できない」の間の人

「できる」と「できない」の間の人

――脳は時間をさかのぼる

樋口直美 著
四六判並製 216頁 定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-7308-5 C0095〔2022年4月〕
突然発症したレビー小体病という「誤作動する脳」を抱え、長いトンネルから這い出てきた著者が、老い、認知症、そしてコロナ禍と向き合い悪戦苦闘する日々を綴ったエッセイ集。心配しないで。未来はきっと、そんなに悪くない。



ははとははの往復書簡

ははとははの往復書簡

長島有里枝 山野アンダーソン陽子 著
四六判仮フランス装 210頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7306-1 C0095〔2022年4月〕
写真家・長島有里枝とガラス作家・山野アンダーソン陽子による日本とスウェーデンを行き交う往復書簡。「子育て」をテーマに始まった手紙のやりとりが広がりを見せ、テーマに限らない対話が次々と展開されていく。年齢も住む場所も考えも違う二人が、正直に自分の言葉で対話を重ねていく往復書簡。



親指が行方不明

親指が行方不明

――心も身体もままならないけど生きてます

尹雄大 著
四六判並製 192頁 定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-7299-6 C0095〔2022年3月〕
親指が動かず、骨盤は曲がり、背骨がねじれ、強迫性衝動(未満)、自律神経失調(未満)、学習障害(未満)……等々。数えきれない「ままならなさ」を抱える著者による、当事者研究の新しい極北。



エイリアンは黙らない

チョーヒカル 著
四六判並製 208頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7296-5 C0095〔2022年1月〕
〈犬山紙子さん、ハライチ・岩井勇気さんも夢中!〉みんなと同じになれないけど、それの何がいけないの? 注目のペイントアーティストが綴る、複雑で、上手く生きられない中で、それでも声を上げ続ける「成長」と「主張」のエッセイ。書き下ろし漫画も6篇収録。



人生ミスっても自殺しないで、旅

諸隈元 著
B6判変型上製 440頁 定価:2,530円(本体2,300円)
978-4-7949-7245-3 C0095〔2021年7月〕
大学卒業後7年間自宅に引きこもり、ひたすら一作の小説を書くも結果が出ず、恋人はおろか、友人もいない。人生ミスったら、自殺しなければならない。そう信じて出かけた欧州独り旅。道に迷った彼に贈られた言葉は「エンジョイ」。語りえぬ体験談を語り尽くす哲学的紀行エッセイ。



きみが死んだあとで

代島治彦 著
四六判並製 444頁 定価:2,530円(本体2,300円)
978-4-7949-7269-9 C0095〔2021年6月〕
1967年、10・8羽田闘争。同胞・山﨑博昭の死を背負った14人は、その後の時代をどう生きたのか? 全共闘世代の証言と、遅れてきた世代の映画監督の個人史が交差する、口承ドキュメンタリー完全版。



生きづらさにまみれて

姫野桂 著
四六判並製 208頁 定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-7271-2 C0095〔2021年6月〕
物書きなら、文章でやり返せ!『発達障害グレーゾーン』大ヒットの姫野桂、待望の初エッセイ。毒親傾向のある両親に育てられた子ども時代、双極性障害や摂食障害に苦しめられた就活、すさまじく向いていなかったOL時代、そして25歳でライターに転身し、やっと自分の居場所を見つけたものの……「自己肯定感超低い女子」33年の軌跡。