吉本隆明 著 A5判変型上製 528頁 定価:7,150円(本体6,500円) 978-4-7949-7132- C0395〔2023年9月〕 Ⅰ部に「匂いを読む」と「写生の物語」、Ⅱ部に「食べものの話」と、長い時間をかけて連載された三冊の本を収める。Ⅲ部にはエッセイ・評論、Ⅳ部には短文や後書きの類いを収録。第33回配本。月報は宇田川悟氏(作家)が執筆。
〈犀の教室〉田上孝一 著 四六判並製 296頁 定価:2,090円(本体1,900円) 978-4-7949-7382-5 C0010〔2023年9月〕 数々の名言を遺したマルクス、はたしてその真意は正しく読み取られているか? マルクスの真意はどこにあったのか? 資本主義の限界が見えてきた今、結論から読むマルクス入門。
片岡義男 著 四六判変型上製 208頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-7373-3 C0095 〔2023年9月〕 幸福な食事はどこにある? 神保町、下北沢、京都……専用スプーンを胸にひそませ、今日も続くカレー漂流。そして青春の食事には、餃子ライスが必要だ。はたしてそんな食事は見つかったか。エッセイと小説による野心的な試み。
大崎晴地 編 A5判並製 252頁 定価:2,970円(本体2,700円) 978-4-7949-7374-0 C0070 〔2023年8月〕 バリアフリーは「障害者」を「健常者」に合わせる考え方だが、社会の均質化につながるのではないか。本当のゆたかさは「障害」の側にあるのではないか。「障害」が、真のゆたかさと自由につながる。哲学/精神医学/建築/アートを横断しながら、障害を考える対話集。
クリスティーナ・ハモンズ・リード 著 原島文世 訳 四六判並製 448頁 定価:2,860円(本体2,600円) 978-4-7949-7379-5 C0097 〔2023年8月〕 暴動が起きた日から、世界は「あたしたち」と「あいつら」のふたつに分かれた――。ブラック・ライヴズ・マター(BLM)の源流となったロサンゼルス暴動という、じっさいの歴史的事件に着想を得た長編小説。NYタイムズ・ベストセラー選出、ウィリアム・C・モリス賞ファイナリスト。
山口祐加 星野概念(対話に参加) 著 四六判並製 360頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-7378-8 C0095 〔2023年8月〕 「自分のために作る料理」が、様々な悩みを解きほぐす。「自分で料理して食べる」ことの実践法と、その「効用」を伝える、自炊をしながら健やかに暮らしたい人を応援する実践・料理ドキュメンタリー。
バリー・マイヤー 著 庭田よう子 訳 四六判並製 416頁 定価:2,420円(本体2,200円) 978-4-7949-7375-7 C0095 〔2023年8月〕 全員、嘘つき。空前の偽情報[ガセネタ]が世界を揺るがす! 裏切り、寝返り、嘘と罠。欲望渦巻く<情報[ネタ]>の世界。諜報とジャーナリズムが融合し、情報を操作する時代の舞台裏を鮮やかに描く、衝撃のノンフィクション。
.