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ゴースト・ワーク

ゴースト・ワーク

――グローバルな新下層階級をシリコンバレーが生み出すのをどう食い止めるか

メアリー・L・グレイ シッダールタ・スリ 著 柴田裕之 訳
四六判並製 448頁 定価:2,420円(本体2,200円)
978-4-7949-7348-1 C0095 〔2023年4月〕
あらゆるものがオートメーション化する世界の背景で増加する見えない労働(者)とは。文化人類学×計算社会学から、猛烈なスピードで変化する「労働」を考える。



ロックの正体

ロックの正体

――歌と殺戮のサピエンス全史

樫原辰郎 著
四六判並製 384頁 定価:2,200円(本体2,000円)
978-4-7949-7356-6 C0010 〔2023年4月〕
情熱的に語られがちなロックを、冷静に、理性的に、縁側で渋茶をすするお爺さんのように語る、ポップカルチャーの哲学。好評連載「ロックの正体」(晶文社スクラップブック)を完全書籍化。



いなくなっていない父

金川晋吾 著
四六判上製 266頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7354-2 C0095 〔2023年4月〕
不在の父を撮影する写真家として知られるようになった著者に、「いる父」と向き合うことで何が浮かび上がってくるのか。気鋭の写真家が綴る、親子という他人。目の前に現れる「父」の姿をファインダーとテキストを通して描く、ドキュメンタリーノベル。



教室を生きのびる政治学

教室を生きのびる政治学

〈犀の教室〉岡田憲治 著
四六判並製 304頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7359-7 C0036 〔2023年4月〕
心をザワつかせる不平等も、友だち関係のうっとうしさも、孤立したくない不安も……教室で起きるゴタゴタには、政治学の知恵が役に立つ! 学校エピソードから人びとのうごめきを読みといて、社会生活をくぐりぬけていこう。人が、社会が、政治が、もっとくっきり見えてくる。



タクティカル・アーバニズム・ガイド

タクティカル・アーバニズム・ガイド

――市民が考える都市デザインの戦術

マイク・ライドン アンソニー・ガルシア 著
大野千鶴 訳 泉山塁威 ソトノバ 監修
四六判並製 376頁 定価:2,970円(本体2,700円)
978-4-7949-7357-3 C0036 〔2023年4月〕
タクティカル・アーバニズム(戦術的まちづくり)は、硬直したまちを変えるため、低予算、短期間でできる試みのこと。下からの「まちづくり」と上からの「都市計画」をつなぐ、注目の実践論提唱者による主著、待望の翻訳!



こころを旅する数学

こころを旅する数学

――直観と好奇心がひらく秘密の世界

ダヴィッド・ベシス 著 野村真依子 訳
四六判並製 456頁 定価:2,640円(本体2,400円)
978-4-7949-7358-0 C0010 〔2023年3月〕
数学は「学ぶ」ものではなく「やる」もの。スプーンの持ち方や自転車のこぎ方のように、正しい方法を教えてもらい、使うことで自分の身体の一部になる。さまざまなエピソードをひも解きながら、深い理解と柔軟なメンタルへ導く。



家怪

家怪

川奈まり子 著
四六判並製 244頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7355-9 C0095 〔2023年3月〕
家怪談の決定版! 最恐の物件集、ここにあり。家族と家が重ねた時間が恐怖に彩られていく。体験者が語る24軒の現代怪異譚。