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吉本隆明全集28[1994-1997]

吉本隆明全集28

吉本隆明 著
A5判変型上製 656頁 定価:7,480円(本体6,800円)
978-4-7949-7128-9 C0395〔2022年4月〕
雑誌編集部の挑発を受けて立って構成された『わが「転向」』、および西伊豆で水難事故に遭った前後の文章などを収める。単行本未収録53篇。第29回配本。月報は辺見庸さん(作家)、道浦母都子さん(歌人)、ハルノ宵子さん(漫画家・作家)が執筆。



「できる」と「できない」の間の人

「できる」と「できない」の間の人

――脳は時間をさかのぼる

樋口直美 著
四六判並製 216頁 定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-7308-5 C0095〔2022年4月〕
突然発症したレビー小体病という「誤作動する脳」を抱え、長いトンネルから這い出てきた著者が、老い、認知症、そしてコロナ禍と向き合い悪戦苦闘する日々を綴ったエッセイ集。心配しないで。未来はきっと、そんなに悪くない。



絶滅へようこそ

――「終わり」からはじめる哲学入門

稲垣諭 著
四六判並製 380頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7309-2 C0010〔2022年4月〕
人間の視点を越えた視座、億年単位の宇宙を問題とする(当然すでに人類などというものもいない)、ある種「至高的な空間」から、「絶滅」を考えたとき見えてくるものとは。荒川修作の思想を系譜する気鋭の哲学者が「総合知としての哲学」を武器に、人類の未来を探究する。



ははとははの往復書簡

ははとははの往復書簡

長島有里枝 山野アンダーソン陽子 著
四六判仮フランス装 210頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7306-1 C0095〔2022年4月〕
写真家・長島有里枝とガラス作家・山野アンダーソン陽子による日本とスウェーデンを行き交う往復書簡。「子育て」をテーマに始まった手紙のやりとりが広がりを見せ、テーマに限らない対話が次々と展開されていく。年齢も住む場所も考えも違う二人が、正直に自分の言葉で対話を重ねていく往復書簡。



憑依と抵抗

――現代モンゴルにおける宗教とナショナリズム

島村一平 著
四六判並製 400頁 定価:2,420円(本体2,200円)
978-4-7949-7303-0 C0095〔2022年3月〕
シャーマニズム、ヒップホップ、化身ラマ、民族衣装、そしてチンギス・ハーン。現代モンゴルを理解する上で欠かせない「貫く論理」をそれぞれの断片に見出す。グローバル化と呪術化の間で揺れ動くその姿とは。



世界のいまを知り未来をつくる評論文読書案内

世界のいまを知り未来をつくる評論文読書案内

――高校生から大人の学び直しまで

小池陽慈 著
四六判並製 288頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7302-3 C0095〔2022年3月〕
大学入試に出題される評論文は、なぜ難解なものが多いのか? それは、その多くが「世界に山積される数多くの課題」に取り組む上で必要とされるものだから。高校生から社会人まで、必読教養入門書・良書30冊の紹介とその読み解き方。



不安と情報過多から生まれる 新型コロナ「W 疲労」の対処法

新型コロナ「W疲労」の対処法

久保明 著
四六判並製 136頁 定価:1,320円(本体1,200円)
978-4-7949-7304-7 C0095〔2022年3月〕
新型コロナ感染症による「メンタル後遺症」初の解説書。増加傾向にある「コロナうつ」。その源泉たる「W疲労」の正体が明らかに。これからの時代を生き抜くために本当に必要な情報を、日本を代表する内科医が統計データと臨床的知見からわかりやすく解説。