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「異論の共存」戦略

「異論の共存」戦略

――分断を対話で乗り越える

松竹伸幸 著
四六判並製 256頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7277-4 C0031〔2021年10月〕
世界中で分断と排外主義がはびこるいま、必要なのは、異論を認めたうえで対話を重ねる態度! 歴史認識、自衛隊の海外派遣、慰安婦問題、拉致問題……など数々の難題に対して、保守・リベラル双方の対話の場をつくってきた自称「超左翼おじさん」が説く、共存の作法。



コロナ・アンビバレンスの憂鬱

コロナ・アンビバレンスの憂鬱

――健やかにひきこもるために

斎藤環 著
四六判並製 272頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7278-1 C0011〔2021年10月〕
コロナ禍という人類史上希な病理下において、人々の精神を支えるものはなにか? 人と人とが会うことが制限される状況下で、我々はどう振る舞うべきなのか? ひきこもり問題、オープンダイアローグの第一人者が綴る、コロナ禍を生き延びるためのサバイバル指南書。



見捨てられる〈いのち〉を考える

見捨てられる〈いのち〉を考える

――京都ALS嘱託殺人と人工呼吸器トリアージから

安藤泰至 島薗進 編著/川口有美子 大谷いづみ 児玉真美 著
四六判並製 264頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7280-4 C0036〔2021年10月〕
京都ALS嘱託殺人とコロナ禍における人工呼吸器トリアージ問題を通して私たちが直面した、医療がひとの生命を縮めうるという事実。研究者として当事者として支援者として、生命倫理に長らく携わってきた著者たちが結集し、先走っていく世論に警鐘を鳴らす。



水中の哲学者たち

永井玲衣 著
四六判並製 268頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7274-3 C0095〔2021年9月〕
「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」それを追いかけ、海の中での潜水のごとく、ひとつのテーマについて皆が深く考える哲学対話。若き哲学研究者にして、哲学対話のファシリテーターによる、哲学のおもしろさ、不思議さ、世界のわからなさを伝える哲学エッセイ。さあ、あなたも哲学の海へダイブ! 



みんな政治でバカになる

みんな政治でバカになる

綿野恵太 著
四六判並製 256頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7275-0 C0036〔2021年9月〕
トランプ当選をいまだに信じるひとに、Qアノン信者。世界を操るのはディープステートで、コロナワクチンにはマイクロチップが……。なぜかくもフェイクニュースや陰謀論が後を絶たないのか? それは私たちが「バカ」だから! 最新の進化心理学、認知科学の知見に基づいてその脱出口を探る長編評論。



デカルトはそんなこと言ってない

ドゥニ・カンブシュネル 著 津崎良典 訳
四六判並製 320頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7268-2 C0010〔2021年9月〕
「〈我思う、故に我在り〉は大発見」「人間の身体は単なる機械」「動物には何をしたっていい」……ぜんぶ誤解だった! 世界的権威が21の「誤解」を提示、デカルトにかけられた嫌疑をひとつひとつ晴らしていく。硬直したデカルト像を一変させるスリリングな哲学入門。



ウチの江戸美人

いずみ朔庵 著 ポーラ文化研究所 監修
四六判変型上製 232頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7276-7 C0077〔2021年9月〕
江戸風俗×現代美容!? なぜか一緒に暮らすことになった江戸美人ちゃんと現代女子ちゃん。それぞれの価値観や好みを否定せず、時に共有しながらおしゃれや趣味を楽しむ様子を描く、江戸おしゃれ入門! ポーラ文化研究所サイトの好評連載が、待望の書籍化。