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学問の自由が危ない

――日本学術会議問題の深層

佐藤学 上野千鶴子 内田樹 編
四六判並製 304頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7250-7 C0095〔2021年1月〕
これはもはや、学問の自由のみならず、民主主義の危機! 学術会議はなぜ必要か、学問の自由とはなにかについて、市民の理解を求め、世論を喚起するべく編まれた緊急出版。多彩な執筆陣が繰り広げる、学問の自由と民主主義をめぐる白熱の論考集。



吉本隆明全集24[1987-1990]

吉本隆明 著
A5判変型上製 726頁 定価:7,700円(本体7,000円)
978-4-7949-7124-1 C0395〔2021年1月〕
『共同幻想論』の「現在」版とも規定された『ハイ・イメージ論』の「III」、唯一のテレビ時評『情況としての画像』などを収める。単行本未収録15篇。月報は、笠井潔氏(作家・評論家)、今福龍太氏(文化人類学者)、ハルノ宵子氏(エッセイスト・漫画家)が執筆。第25回配本。第Ⅱ期(全13巻)完結。



人志とたけし

――芸能にとって「笑い」とはなにか

杉田俊介 著
四六判並製 296頁 定価:1,925円(本体1,750円)
978-4-7949-7246-0 C0095〔2020年12月〕
すべてが「ネタ」化する日常。なぜ、芸人が「現代の象徴」になっているのか? 2020年、お笑い界に巻き起こった「地殻変動」とは。鋭利な視点でお笑い×芸能から社会を読み解く、noteでも大反響を得た芸能批評が書籍化。



続けてみます

ファン・ジョンウン 著 オ・ヨンア 訳
四六判変型上製 276頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7193-7 C0097〔2020年12月〕
幼い頃に父を工場の事故で亡くしたソラとナナは、生活の意欲を失っていく母と行き着いた暗い半地下の住居で少年ナギと出会う。母の言葉から抜け出せないまま大人になる姉妹と、行き場のない思いを抱え、暴力に飲み込まれていくナギ。世界の片隅でひっそりと寄り添う3人に訪れる未来のかたちとは――。



感染列島強靭化論

――パンデミック下での大災害に備える公衆衛生戦略

藤井聡 高野裕久 著
四六判並製 248頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7244-6 C0036〔2020年12月〕
公共政策の専門家と環境医学の専門家の二人が、公衆免疫に関わる様々な環境的要因を強靱化していくことで、感染症と自然災害の複合災害による被害の最小化を目指す緊急提言書。複合災害の被害を最小限に留めるために、全国民必読の一冊。



子どもを連れて、逃げました。

西牟田靖 著
四六判並製 356頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7243-9 C0095〔2020年11月〕
妻子に去られた著者は自らの過去を振り返りながら、女性たちの声に耳を傾け続ける。はたしてそれは彼の救済へとつながっているのだろうか。そして、16人のシングルマザーたちは、困難な状況をどのように生き抜いたのだろうか。現代の家族と離婚の姿を立体的に描く、迫真のルポルタージュ。



どすこいな日々

関取 花 著
四六判並製 176頁 定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-7199-9 C0095〔2020年11月〕
老若男女に愛されるシンガーソングライター関取花、待望の初エッセイ集! 幼少期のエピソードから大好きな本について、音楽を生み出す際の苦労などのよもやま話を、時に抱腹絶倒、時に哀愁漂わせ、喜怒哀楽たっぷりの文章でつづる。ついつい毎日開きたくなる、日用品のような一冊。