湯澤規子 著 四六判並製 344頁 定価:2,200円(本体2,000円) 978-4-7949-7079-4 C0021 〔2019年3月〕 戦後史を「胃袋」から見ると、どのように見えるのだろうか。戦前・戦中・戦後を通して語り継がれた食と生活から見えてくる激動の時代とは。歴史学・地理学・社会学・文化人類学を横断しつつ、問いかける「胃袋の現代」論。
〈犀の教室〉平尾昌宏 著 四六判並製 400頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7038-1 C0012 〔2019年3月〕 社会も、経済も、政治も、科学も、倫理なしには成り立たない。人生の局面で判断を間違わないために、正義と、愛と、自由の原理を押さえ、自分なりの生き方の原則を作る! 道徳的混乱に満ちた現代で、人生を炎上させずにエンジョイする、〈使える〉倫理学入門。
小島慶子 編著 四六判並製 392頁 定価:1,925円(本体1,750円) 978-4-7949-7068-8 C0036 〔2019年2月〕 財務省官僚トップによるセクハラ問題、医学部不正入試問題、スポーツ界を揺るがす数々のパワハラ……。問題は至るところに噴出し、私たちはやっと目覚めようとしている。ハラスメントと社会について考えるためのヒントを、11人の識者に尋ねる。
大海勝子 著 写真:大海秀典 四六判並製 192頁(うちカラー40頁) 定価:1,650円(本体1,500円) 978-4-7949-7077-0 C0045 〔2019年2月〕 都市部の生活圏からスタートし、郊外、本格的な田舎暮らしと山での生活まで、徐々に範囲を広げていきながら、それぞれのフィールドでの「道草スタイル」と採取できる野草の採り方、食べ方を著者の体験談と考察をもとに紹介。
荒木優太 著 四六判上製 216頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7076-3 C0095 〔2019年2月〕 若者は、社会から同時に押しつけられる「責任論」とどう対峙すべきなのか? 自由に生きる道はあるのだろうか? 日本社会における匿名性の可能性と限界について考察するフリーター系社会超批評。
鷲田清一 著 四六判並製 356頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7066-4 C0095 〔2019年2月〕 危機の時代、先の見えない時代において、ほんとうに必要とされ、ほんとうに信じられる知性・教養とはなにか? それは、視界の悪い濃霧の中でも道を見失わずにいられる「方向感覚」のこと。臨床哲学者がみずからの方向感覚を研ぎ澄ませながら綴った思索の記録。
萩野正昭 著 四六判並製 304頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-7075-6 C0095 〔2019年2月〕 数々の画期的な出版プロジェクトに取り組む株式会社ボイジャー。その創業者である著者が、25年にわたる先駆的な歩みを振り返りつつ、本と出版の未来について語った。紙か? 電子か? といった技術論やビジネス論にとどまらない、デジタル時代の出版論。
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