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四苦八苦の哲学

――生老病死を考える

永江朗 著
四六判並製 292頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7055-8 C0095 〔2018年9月〕
プラトン、ハイデガーから、フーコー、ボーヴォワール、レヴィナス、バタイユまで、さまざまな哲学者たちのことばを補助線にしながら、仏教で言うところの「四苦八苦」について考える、哲学の自習帖。まず手始めは「生老病死」の四つの苦から。



決定版 からだの教養12ヵ月

――食とからだの養生訓

若林理砂 著
四六判並製 372頁 定価:2,035円(本体1,850円)
978-4-7949-7051-0 C0095 〔2018年8月〕
治療よりも養生が大切。東洋医学と古武術をベースにした12ヵ月のメソッドで健康を保とう! からだの基本動作からペットボトル温灸まで、人気鍼灸師の健康法のすべてがつまった一冊。2013年刊行の『からだの教養12ヵ月』の大幅増補決定版。



新版 大学院受験のための研究計画書の書き方

――理論と実践

工藤美知尋 編著
A5判並製 320頁 定価:3,080円(本体2,800円)
978-4-7949-9533-9 C0037〔2018年10月〕
2011年発行の旧版が大変な好評を博し、この度、全面的な内容刷新により新版として刊行します。大学院入試の合否を左右するのが研究計画書です。受験指導25年の実績を持つ著者によって、基本的な考え方から実践的な書き方までを解説しています。



維新と敗戦

――学びなおし近代日本思想史

先崎彰容 著
四六判上製 316頁 定価:2,200円(本体2,000円)
978-4-7949-7053-4 C0095 〔2018年8月〕
国防に貧困対策、国のかたちや日本人らしさ……150年間問われ続けてきた近代日本の超難問に、先人たちは苦悩し答えてきた。福澤諭吉から保田與重郎、丸山眞男、橋川文三、網野善彦まで、23人の思想家による日本思想史・再入門。



白井晟一の原爆堂 四つの対話

白井晟一の原爆堂

岡﨑乾二郎、五十嵐太郎、鈴木了二、加藤典洋 聞き手:白井昱磨
四六判変型・上製 252頁 定価:2,200円(本体2,000円)
978-4-7949-7028-2 C0052 〔2018年7月〕
白井晟一の「原爆堂」は1955年に立案され、いくつかの図面とパースが発表されたが、ついに実現することはなかった。計画案発表後の半世紀から見えてくる今日的な意味とは何か、日本の戦後が抱えた矛盾と欺瞞は何だったのか――。各界の識者にインタビューする。



声めぐり

齋藤陽道 著
四六判変型上製 288頁 定価:2,035円(本体1,850円)
978-4-7949-7030-5 C0095 〔2018年7月〕
注目の写真家、齋藤陽道さんは、聴覚に障害がある。子どものときから補聴器を付け発声の練習をしてきたが、ろう学校で手話と出会ってから世界が変わった。手話、抱擁、格闘技、沈黙……。さまざまな声と写真を通し、世界を取り戻すまでを描く珠玉のエッセイ。



樹海考

樹海考

村田らむ 著
四六判並製 224頁 定価:1,705円(本体1,550円)
978-4-7949-7052-7 C0095 〔2018年7月〕
「青木ヶ原樹海」――通称「樹海」は自殺の名所としてホラー・怪談好きには超有名スポットであり、最近は、You tubeの動画拡散事件による騒動も起き、禍々しい印象だけが独り歩きしている感がある。現実の樹海とは。