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吉本隆明全集16[1977-1979]

吉本全集16

吉本隆明 著
A5判変型・上製 582頁 定価:本体6500円+税
978‐4‐7949‐7116-6 C0395〔2018年7月〕
100名にもおよぶ詩人の分析から、“戦後の感性”の源泉を明らかにした『戦後詩史論』。夭逝、病気、自死を余儀なくされた詩人たちに忍び寄る“季節の病像”を捉えた『吉本隆明歳時記』。2つの名作評論のほかに、単行本未収録2篇をふくむ、同時期の詩や評論、エッセイなどを収録。第17回配本。



日本夢 ジャパンドリーム

日本夢

――アメリカと中国の狭間でとるべき日本の戦略

劉明福・加藤嘉一 著
四六判並製 392頁 定価:2,035円(本体1,850円)
978-4-7949-7026-8 C0095 〔2018年6月〕
中国の指導者層は、日本を、アメリカを、世界をどう見ているのか。中国人民解放軍国防大学教授/上級大佐である劉明福が突きつけた痛烈な問い、「日本に夢はあるのか?」。日本人青年と人民解放軍将校が繰り広げる、日米中3国の未来をめぐっての激論の記録。



坐の文明論

坐の文明論

――人はどのようにすわってきたか

矢田部英正 著
四六判上製 368頁 定価:2,420円(本体2,200円)
978-4-7949-7027-5 C0095 〔2018年6月〕
わたしたちの文明を物心両面にわたって育んできた「坐」の技法。いま失われかけているこの身体技法を、世界的・歴史的な視座から再構築する壮大な試み。〈人とすわること〉 についてをトータルに考察した、画期的な文明論。



志士から英霊へ

志士から英霊へ

――尊王攘夷と中華思想

〈犀の教室〉小島毅 著
四六判並製 258頁 定価:2,200円(本体2,000円)
978-4-7949-7036-7 C0021 〔2018年6月〕
反逆者・松陰は、なぜ靖国に祀られるのか?――幕末の志士たちは、列強の脅威をはらい天皇を担ぎ出して維新を遂行した。やがて彼ら自身が英霊として担がれ、1945年まで生き続ける。志士から英霊へ――継続あるいは転換は、どのようにおきたのだろうか。



江戸の快眠法

江戸の快眠法

――東洋医学で眠れるからだを作る

宮下宗三 著
四六判並製 224頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7029-9 C0077 〔2018年6月〕
毎日ぐっすり深く眠らなくても良い!? 睡眠で最も大事なのは「内臓を養う」こと。からだを休め、こころを調える穏やかな眠りとは。江戸時代まで主流だった東洋医学の知恵を、現代人が簡単に家庭で実践できるようにアレンジし、イラスト多数で解説。



市場のことば、本の声

市場のことば、本の声

宇田智子 著
四六判上製 240頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7024-4 C0095 〔2018年6月〕
沖縄の本を地元で売ることにあこがれて、那覇に移住して9年。店先から見えてきた、そして店先で考えてきた、本のこと、人のこと、沖縄のこと……。古本屋の店主にして気鋭のエッセイストが新たな視点で綴る、珠玉のエッセイ集。



料理と私

渡辺有子 著
四六判変型上製 220頁 定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-6986-6 C0095 〔2018年5月〕
シンプルだけど、常識にとらわれない自由な発想と旬の素材を生かした料理に定評がある料理家・渡辺有子。料理家になるまで、料理で何を伝えたいか、ショップ経営や仕事観……たおやかだけれど、芯のある著者の料理と人生のエッセンスが詰まったエッセイ集。