〈犀の教室〉小島毅 著 四六判並製 258頁 定価:2,200円(本体2,000円) 978-4-7949-7036-7 C0021 〔2018年6月〕 反逆者・松陰は、なぜ靖国に祀られるのか?――幕末の志士たちは、列強の脅威をはらい天皇を担ぎ出して維新を遂行した。やがて彼ら自身が英霊として担がれ、1945年まで生き続ける。志士から英霊へ――継続あるいは転換は、どのようにおきたのだろうか。
宮下宗三 著 四六判並製 224頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-7029-9 C0077 〔2018年6月〕 毎日ぐっすり深く眠らなくても良い!? 睡眠で最も大事なのは「内臓を養う」こと。からだを休め、こころを調える穏やかな眠りとは。江戸時代まで主流だった東洋医学の知恵を、現代人が簡単に家庭で実践できるようにアレンジし、イラスト多数で解説。
宇田智子 著 四六判上製 240頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-7024-4 C0095 〔2018年6月〕 沖縄の本を地元で売ることにあこがれて、那覇に移住して9年。店先から見えてきた、そして店先で考えてきた、本のこと、人のこと、沖縄のこと……。古本屋の店主にして気鋭のエッセイストが新たな視点で綴る、珠玉のエッセイ集。
渡辺有子 著 四六判変型上製 220頁 定価:1,650円(本体1,500円) 978-4-7949-6986-6 C0095 〔2018年5月〕 シンプルだけど、常識にとらわれない自由な発想と旬の素材を生かした料理に定評がある料理家・渡辺有子。料理家になるまで、料理で何を伝えたいか、ショップ経営や仕事観……たおやかだけれど、芯のある著者の料理と人生のエッセンスが詰まったエッセイ集。
中村彰彦 著 四六判並製 312頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-6995-8 C0020 〔2018年5月〕 「日本の夜明け」に隠れた悲劇の連鎖とは。一見華やかに見える幕末維新の水面下の状況に焦点を合わせ、そこに秘められた影を明らかにする――。直木賞作家が亡国の時代に生きた無骨な人々の息遣いを丹念に描く、書き下ろし幕末入門。
新田理恵 著 四六判並製 258頁 定価:1,650円(本体1,500円) 978-4-7949-7025-1 C0077 〔2018年5月〕 古来、医食同源として最も身近で暮らしと健康を支えた植物たちの「ちから」を、レシピと合わせて紹介。昔ながらの在来種のみを使った日本の伝統茶を伝える食卓研究家が、現代に継承される薬草文化について提案する。
渡辺京二 著 四六判上製 244頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-6998-9 C0095 〔2018年5月〕 文明か未開か、進歩か後退か、という二元論ではなく、便利さや科学の進歩を肯定しながら、真の仲間を作ることが可能か。近代の意味を様々な角度から考えてきた著者が、さまざまな書物をひもときながら、近代の普遍的な問題を問う。
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