〈韓国文学のオクリモノ〉 チョン・ミョングァン 著 斎藤真理子 訳 四六判並製 496頁 定価:2,420円(本体2,200円) 978-4-7949-7000-8 C0097 〔2018年5月〕 誰が知るだろう、この物語のすべてが一編の復讐劇でもあるということを──巨大な鯨と煉瓦工場、華やかな劇場をめぐる母娘二代の壮絶な人生ドラマを描き出す一大叙事詩。第10回文学トンネ小説賞受賞作。〈韓国文学のオクリモノ〉シリーズ最終巻・第6回配本。
〈犀の教室〉木村草太 著 四六判並製 208頁 定価:1,595円(本体1,450円) 978-4-7949-7035-0 C0095 〔2018年5月〕 改憲の是非を論じるためには、憲法の条文やこれまでの議論を正しく理解することが必要だ。憲法と自衛隊の関係について整理しつつ、改憲議論のポイントを解説。9条をはじめとする、憲法改正の論点がスッキリ理解できる全国民必携のハンドブック。
武田砂鉄 著 四六判並製 296頁 定価:本体1600円+税 978-4-7949-6994-1 C0095 〔2018年4月〕 「空気」が支配する国だった日本の病状がさらに進み、いまや誰もが「気配」を察知することで自縛・自爆する時代に? 一億総忖度社会の日本を覆う「気配」の危うさを、さまざまな政治状況、社会的事件、流行現象からあぶり出すフィールドワーク。
ヨハン・ノルベリ 著 山形浩生 訳 四六判並製 344頁 定価:2,035円(本体1,850円) 978-4-7949-6997-2 C0020 〔2018年4月〕 いたるところ破滅と悲惨――ニュースやメディアが書き立てるネガティブな終末世界、そんなものは嘘っぱちだ。反グローバリズム運動への批判を展開してきたスウェーデンの歴史家が明解なデータとエピソードで示す、明るい未来への指針。
高野光平 著 四六判上製 380頁 定価:2,750円(本体2,500円) 978-4-7949-6996-5 C0095 〔2018年4月〕 わたしたちはなぜ「昭和」を愛するのか? 高度成長期の終焉以降、昭和を愛好する文化がどのように形成されてきたかを、マンガやテレビ、雑誌、広告、おもちゃ、音楽、映画、ファッション、レジャー施設など幅広い領域に目を向けながら考察する。
吉本隆明 著 A5判変型・上製 646頁 定価:本体6500円+税 978‐4‐7949‐7115-9 C0395〔2018年4月〕 著者の古典思想家論の集大成ともいえる『最後の親鸞』と、その後の宗教論の礎となった『論註と喩』などの評論・エッセイ、および『野性時代』連作の開始期の詩篇を収録する。また、長らく読むことが困難となっていた「『最後の親鸞』ノート」を再録。第16回配本。
千葉啓史 著 A5判並製 250頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-6990-3 C2075 〔2018年3月〕 トップアスリートができなくて悔しがる新感覚エクササイズ「チバトレ」。滑らかな重心移動をおこなう「からだ遊び」で、眠っていた感性が目覚める――。自然体であらゆるパフォーマンスが可能になるその黄金メソッドを、図解と解説で徹底的に紹介。
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