吉本隆明 著 A5判変型上製 696頁 定価:7,810円(本体7,100円) 978-4-7949-7135-7 C0395〔2024年9月〕 古代から近代初期までの古典から選ばれた言葉に批評を付した『思想のアンソロジー』、拉致問題や先の見えない不況など国内外の問題を語る『「ならずもの国家」異論』、生涯のうちで一番多感な想像上の「中学生」に向けて書かれた『中学生のための社会科』などを収める。単行本未収録19篇。第36回配本。
吉本隆明 著 A5判変型上製 704頁 定価:7,810円(本体7,100円) 978-4-7949-7134-0 C0395〔2024年4月〕 『吾輩は猫である』『夢十夜』などの漱石の12作品を論じた『夏目漱石を読む』(小林秀雄賞受賞作)、英国留学と満韓の旅を論じた『漱石の巨きな旅』、新聞雑誌の社会・政治時評を再構成した『吉本隆明のメディアを疑え』などを収める。単行本未収録47篇。第35回配本。
吉本隆明 著 A5判変型上製 484頁 定価:7,150円(本体6,500円) 978-4-7949-7133-3 C0395〔2023年12月〕 「語り」によって構成された4冊の本を収録する。第34回配本。月報は夏石番矢氏(俳人)、友常勉氏(近代日本思想史)が執筆。
吉本隆明 著 A5判変型上製 528頁 定価:7,150円(本体6,500円) 978-4-7949-7132- C0395〔2023年9月〕 Ⅰ部に「匂いを読む」と「写生の物語」、Ⅱ部に「食べものの話」と、長い時間をかけて連載された三冊の本を収める。Ⅲ部にはエッセイ・評論、Ⅳ部には短文や後書きの類いを収録。第33回配本。月報は宇田川悟氏(作家)が執筆。
吉本隆明 著 A5判変型上製 520頁 定価:7,150円(本体6,500円) 978-4-7949-7131-9 C0395〔2023年5月〕 人類史の一番多様な可能性を持つ母型を掘り下げることが同時に歴史の未来にとって最大の射程をもつものとみなす『アフリカ的段階について』、溺れかかったのだからという提案に応えて作られた『遺書』などを収める。『父の像』の初期稿にあたる「逸作の父性像」を初収録。第32回配本。
吉本隆明 著 A5判変型上製 692頁 定価:7,590円(本体6,900円) 978-4-7949-7130-2 C0395〔2022年12月〕 全121項目からなる壮大な大著。『試行』に終刊まで連載された「目の知覚論」「身体論」「関係論」「了解論」の4部からなる長編評論『心的現象論』を収録する(※「目の知覚論」については著者の初出赤字入れ稿を底本とする)。第31回配本。
吉本隆明 著 A5判変型上製 620頁 定価:7,480円(本体6,800円) 978-4-7949-7129-6 C0395〔2022年8月〕 先進諸国家が当面する現状を「超資本主義」の産業経済段階にあるとみなし、オウム―サリン事件を挟む情況を論じる『超資本主義』『思想の原像』、水難事故後はじめて語り下しの形で質問事項に答えて構成された『ぼくならこう考える』を収める。第30回配本。
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