吉本隆明 著 A5判変型・上製 760頁 定価:7,920円(本体7,200円) 978‐4‐7949‐7121-0 C0395〔2020年1月〕 「野生時代」の連作詩を組み替えてなった長編詩『記号の森の伝説歌』、柳田の新しい像を作り上げようと試みた「柳田国男論」、そして長い年月をかけてまとめられた西行と良寛についての二つの長篇評論を収録する。単行本初収録7篇。月報は、川本三郎氏 石森洋氏 ハルノ宵子氏が執筆。第22回配本。
吉本隆明 著 A5判変型・上製 660頁 定価:7,480円(本体6,800円) 978‐4‐7949‐7120-3 C0395〔2019年9月〕 埴谷雄高との論争「重層的な非決定へ」と『死の位相学』の序に代えて書き下ろされた「触れられた死」などの評論・エッセイと連作詩の最後の時期を収める。単行本初収録32篇。月報は、中島岳志氏 岩阪恵子氏 ハルノ宵子氏が執筆。第21回配本。
吉本隆明 著 A5判変型・上製 692頁 定価:7,700円(本体7,000円) 978‐4‐7949‐7119-7 C0395〔2019年4月〕 小説やCMから少女漫画まで、さまざまな作品を個々の作者ではなく「現在」という作者が生みだしたものとして論じる『マス・イメージ論』と、時期を接して生じた世界的な「反核」の動きを批判した「反核運動の思想批判」などを収める。単行本初収録6篇。第20回配本。
吉本隆明 著 A5判変型・上製 672頁 定価:7,480円(本体6,800円) 978‐4‐7949‐7118-0 C0395〔2019年1月〕 社会の転換期に生み出される「現在」の文学を論じた初めての本格的文芸時評『空虚としての主題』と、名作古典文学の深層と構造を鮮やかに描き切った『源氏物語論』、長く継続的にその主題を追って書き継がれた「アジア的ということ」などを収録する。単行本未収録3篇。第19回配本。
吉本隆明 著 A5判変型・上製 656頁 定価:7,370円(本体6,700円) 978‐4‐7949‐7117-3 C0395〔2018年9月〕 批評の現在を告知する「批評について」を序にすえた作家論集『悲劇の解読』とミシェル・フーコーとの対談を核に編まれた『世界認識の方法』のほか、同時期の評論、エッセイなどを収録する。第18回配本。
吉本隆明 著 A5判変型・上製 582頁 定価:本体6500円+税 978‐4‐7949‐7116-6 C0395〔2018年7月〕 100名にもおよぶ詩人の分析から、“戦後の感性”の源泉を明らかにした『戦後詩史論』。夭逝、病気、自死を余儀なくされた詩人たちに忍び寄る“季節の病像”を捉えた『吉本隆明歳時記』。2つの名作評論のほかに、単行本未収録2篇をふくむ、同時期の詩や評論、エッセイなどを収録。第17回配本。
吉本隆明 著 A5判変型・上製 646頁 定価:本体6500円+税 978‐4‐7949‐7115-9 C0395〔2018年4月〕 著者の古典思想家論の集大成ともいえる『最後の親鸞』と、その後の宗教論の礎となった『論註と喩』などの評論・エッセイ、および『野性時代』連作の開始期の詩篇を収録する。また、長らく読むことが困難となっていた「『最後の親鸞』ノート」を再録。第16回配本。
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