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モヤモヤする正義

モヤモヤする正義

――感情と理性の公共哲学

〈犀の教室〉ベンジャミン・クリッツァー 著
四六判並製 560頁 定価:2,860円(本体2,600円)
978-4-7949-7443-3 C0010〔2024年9月〕
意見が対立するさまざまな問題について、多くの人はどちらの「正義」にも同意や共感を示し揺れている。こうした正義にまつわるモヤモヤに対し、どの意見が正しいのか、社会の規範はどうあるべきなのか、その「答え」を提示する政治哲学的論考。



マルクスの名言力

マルクスの名言力

――パンチラインで読むマルクス入門

〈犀の教室〉田上孝一 著
四六判並製 296頁 定価:2,090円(本体1,900円)
978-4-7949-7382-5 C0010〔2023年9月〕
数々の名言を遺したマルクス、はたしてその真意は正しく読み取られているか? マルクスの真意はどこにあったのか? 資本主義の限界が見えてきた今、結論から読むマルクス入門。



教室を生きのびる政治学

教室を生きのびる政治学

〈犀の教室〉岡田憲治 著
四六判並製 304頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7359-7 C0036 〔2023年4月〕
心をザワつかせる不平等も、友だち関係のうっとうしさも、孤立したくない不安も……教室で起きるゴタゴタには、政治学の知恵が役に立つ! 学校エピソードから人びとのうごめきを読みといて、社会生活をくぐりぬけていこう。人が、社会が、政治が、もっとくっきり見えてくる。



日本語からの哲学

日本語からの哲学

――なぜ〈です・ます〉で論文を書いてはならないのか?

〈犀の教室〉平尾昌宏 著
四六判並製 312頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7327-6 C0010〔2022年9月〕
〈である〉と〈です・ます〉、二つの文末辞の違いを掘り下げていった末にたどり着いたのは、全く異なる二つの世界像=哲学原理だった。日本語で哲学することの可能性を追求した画期的な論考。



増補版 自衛隊と憲法

増補版 自衛隊と憲法

――危機の時代の憲法論議のために

〈犀の教室〉木村草太 著
四六判並製 240頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7322-1 C0095〔2022年7月〕
憲法改正の論点を歴史的に整理した『自衛隊と憲法』の大幅増補版。ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、いま注目されているキーワードなどについての補足を追加。世界に軍事的な緊張が高まるなか、極論に振れることなく、冷静な安全保障議論のための情報を整理する。



撤退論

撤退論

――歴史のパラダイム転換にむけて

〈犀の教室〉内田樹 編
四六判並製 272頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7307-8 C0095〔2022年4月〕
持続可能な未来のために、資本主義から、市場原理から、地球環境破壊から、都市一極集中から、撤退する時が来た!「子どもが生まれず、老人ばかりの国」で、「撤退する日本はどうあるべきか」について、衆知を集めて論じるアンソロジー。



21世紀の道徳

21世紀の道徳

――学問、功利主義、ジェンダー、幸福を考える

〈犀の教室〉ベンジャミン・クリッツァー 著
四六判並製 408頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7283-5 C0010〔2021年12月〕
ポリティカル・コレクトネス、差別、格差、ジェンダー、動物の権利…私たちが直面する様々な問題について考えるとき、カギを握るのは「道徳」。「学問の意義」「功利主義」「ジェンダー論」「幸福論」の4カテゴリーで構成する、進化論を軸にしたこれからの倫理学。