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未来への遺言

未来への遺言

――いま戦争を語らなきゃいけない

著:前田浩智 砂間裕之 語り:保阪正康
四六判上製 288頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7430-3 C0021〔2024年7月〕
戦後80年を控え、戦争が同時代史から歴史へとなる前に――。昭和史研究の第一人者でノンフィクション作家の保阪正康氏が語る、次世代へのメッセージとは?



春を売るひと

春を売るひと

――「からゆきさん」から現代まで

牧野宏美 著
四六判上製 228頁 定価:2,200円(本体2,000円)
978-4-7949-7425-9  C0036〔2024年6月〕
島原半島からの密航。米軍基地の脇で、そして現代の夜の新宿で。彼女たちは何を思い、どう生きて来たのか。「からゆきさん」「パンパン」ー 娼婦、売春。最後の証言者たちの声を追い、120年にわたるその真実の姿と命に迫る。共感を呼ぶまったく新しい女性史の誕生。



元伊勢・倭姫命を訪ねて

元伊勢・倭姫命を訪ねて

――伊勢神宮に天照大神を祀った皇女の物語

川村一代 櫻井治男 著
四六判並製 248頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7384-9 C0014〔2023年10月〕
<倭姫宮創建100年、記念刊行>各地を巡る長旅を経て、聖地〈伊勢〉を発見し、今も生きる「祭」の基礎を築いた女性がいた――。知られざる皇女の物語をひもとき、伊勢神宮の神秘を明かす。



母を失うこと

母を失うこと

――大西洋奴隷航路をたどる旅

サイディヤ・ハートマン 著 榎本空 訳
四六判上製 376頁 定価:3,080円(本体2,800円)
978-4-7949-7376-4 C0095 〔2023年9月〕
奴隷になるとはいかなることか? 奴隷制の後を生きるとはいかなることか? 歴史を剝ぎ取られ母を失った人々の声を時を超えてよみがえらせる、現代ブラック・スタディーズの古典にして、紀行文学の傑作。



黒衣の外科医たち

黒衣の外科医たち

――恐ろしくも驚異的な手術の歴史

アーノルド・ファン・デ・ラール 著 
福井久美子 訳 鈴木晃仁 監修
四六判並製 404頁 定価:2,420円(本体2,200円)
978-4-7949-7344-3 C0022〔2022年12月〕
麻酔はない、消毒もない、手洗いすらない時代。外科医たちは白衣ではなく、返り血を浴びても目立たないよう黒衣を着ていた。驚愕と震撼とユーモアに満ちた、背筋も凍るほど刺激的な一書。



宗教対立がわかると「世界史」がかわる

宗教対立がわかると「世界史」がかわる

島田裕巳 著
四六判並製 320頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7315-3 C0014〔2022年5月〕
ロシアによるウクライナ侵攻の背景、宗教とテロの関係史、急激にイスラム化が進む欧州で起きていること…etc、「宗教対立」を入口に、新たな世界史の見方を提示。世界の歩みも、国際情勢の「なぜ?」も背景を読むカギは「宗教対立」にある。



ヘンリー八世

――暴君か、カリスマか

陶山昇平 著
四六判並製 322頁 定価:2,310円(本体2,100円)
978-4-7949-7265-1 C0022〔2021年5月〕
薔薇戦争による混乱を解決した先王の跡を継ぎ、テューダー朝の第二代国王として即位したヘンリー八世。英国王室きっての怪人の生涯に迫った本格評伝。6度の結婚、ローマ・カトリック教会との断絶、忠臣の処刑などで知られる「悪名高き」国王の真実。