フランシス・アイルズ 白須清美訳
四六判 376頁
定価:2,200円(本体2,000円)
4-7949-2731-2 C0397 〔2002年〕
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滞在先の夫人イヴリンに惹かれ始めたアランは、予想外の事件から絶体絶命の窮地に追い込まれてしまう。優柔不断な青年の揺れ動く心理を辛辣なユーモアをこめて描き、『殺意』以上の傑作とも評されるアイルズ=バークリーの到達点。「『長く忘れられた存在』との評が信じられないほどの傑作だ」(安岡真氏評)