普及版 数の悪魔

――算数・数学が楽しくなる12夜

エンツェンスベルガー ベルナー絵 丘沢静也訳
A5判並製 264頁
定価:1,980円(本体1,800円)
※贈り物にぴったりな上製版もあります。
978-4-7949-6454-0 C0041 〔2000年新装〕


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数の悪魔が数学ぎらい治します! 1や0の謎。ウサギのつがいの秘密。パスカルの三角形……。ここは夢の教室で先生は数の悪魔。数学なんてこわくない。数の世界のはてしない不思議と魅力をやさしく面白くときあかす、オールカラーの入門書。スリムなペーパーバック版。10歳からみんなにおすすめ。

〈読者からのお便り〉
・わかりやすくて、これからの授業に自信がついた。(12歳)
・数の悪魔が僕の夢の中にも出てきてほしい。算数大好きです。(9歳)
・小学生の孫と楽しく読めました。(66歳・男性)
・数の世界がこんなにも奥深くロマンチックなものなのか初めて知りました。(60歳・女性)
・6歳の子どものために購入しました。食い入るように読んでいます。物語は「子ども向き」でも、内容は「子どもだまし」ではなく本物なところが気に入りました。(36歳・女性)
・頭の体操みたいな楽しい内容がとてもおもしろく、みんなでとりあって読んでいます。(13歳・学生)

2024年度 日本数学会出版賞を受賞!

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【目次】

第1夜 1の不思議
第2夜 0はえらい
第3夜 素数の秘密
第4夜 わけのわからない数と大根
第5夜 ヤシの実で三角形をつくる
第6夜 にぎやかなウサギ時計
第7夜 パスカルの三角形
第8夜 いったい何通りあるの?
第9夜 はてしない物語
第10夜 雪片のマジック
第11夜 証明はむずかしい
第12夜 ピタゴラスの宮殿

ちょっと注意
言葉のリスト
お礼
訳者あとがき

 

H.M.エンツェンスベルガー(Hans Magnus Enzensberger)
1929年生まれ。ドイツを代表する詩人・批評家。評論から子どもの本まで、鋭く軽やかな想像力で多彩な文筆活動を続けている。著書に『ねこのアイウエオ』『ヨーロッパ半島』『政治と犯罪』『冷戦から内戦へ』他多数。
絵 R.S.ベルナー(Rotraut Susanne Berner)
1948年生まれ。ドイツの画家。グラフィック・デザインを学んだ後、本の挿絵を数多くてがける。
◇訳 丘沢静也(おかざわ・しずや)
1947年生まれ。ドイツ文学者。著書に『恋愛の授業』『下り坂では後ろ向きに』『マンネリズムのすすめ』『からだの教養』など。訳書に『ツァラトゥストラ』(ニーチェ)、『変身/掟の前で 他2編』『訴訟』(カフカ)、『論理哲学論考』(ヴィトゲンシュタイン)、『飛ぶ教室』(ケストナー)、『寄宿生テルレスの混乱』(ムージル)、『鏡のなかの鏡』(エンデ)、など。
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