遅刻坂にも春が来る

――10代の人生論

遅刻坂にも春が来る阿部紘久
四六判並製 256頁
定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-6759-6 C0037 〔2011年〕


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昭和30年代、毎年200人近い東大合格者を出していた頃の日比谷高校には、思いっきり青春する学生たちがいました。高校時代は、与えられた規範に従う子ども時代から、自分の価値観で判断する大人へと成長を遂げる時。そうした多感な時期をノートに記録していた青年がいました。著者は、大人になったその青年に取材し、混迷のなかであがく高校生の姿を書き上げていきます。

阿部紘久◆阿部紘久(あべ・ひろひさ)
1967年東京大学卒。帝人(株)で宣伝企画、国際事業企画、経営企画に携わり、その後米国企業のCEOに転じる。
現在は、文筆活動のかたわら、社会人と学生に文章指導をしている。
著書に『文章力の基本』(日本実業出版社、20万部超)、『文章力の基本100題』(光文社)、 『明快に書く! 心をつかむ文章力』(三笠書房)。
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