ヴァルター・ベンヤミン 佐々木基一編集・解説
四六判上製 192頁
定価:2,090円(本体1,900円)
978-4-7949-1266-4 C1398 〔1999年〕
アマゾンで購入する 楽天ブックスで購入する セブンネットで購入する |
20世紀は映像の世紀である。テクノロジーの発達が芸術のありかたを根源からくつがえし、膨大な大衆を自由に芸術の世界によびいれた。エイゼンシュテインの映画、アジェの写真などをとりあげ、複製芸術の意味と可能性を真正面から検証したいまなお刺激あふれる論考。巨大な思想家ベンヤミンの先駆的・古典的名著。
◇ヴァルター・ベンヤミン
20世紀ドイツを代表する巨大な思想家。ベルリンのユダヤ人家庭に生まれる。アカデミズムへの道を断念した後は新聞や雑誌を中心に評論などを書くかたわら、ボードレール、プルーストなどの翻訳も手がける。アドルノ、ブレヒトらと親交を結ぶ。33年、ヒトラー政権樹立とともにパリに亡命。35年、「フランクフルト社会科学研究所」の所員となる。40年、亡命先のパリを追われてピレネー山中で服毒自殺。
関連書籍