――李小龍の栄光と孤独
四方田犬彦
四六判 360頁
定価:2,860円(本体2,600円)
4-7949-6689-X C0074 〔2005年〕
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「お母さん、ぼくは東洋人だから、映画のなかでは白人を全員やっつけなければならないのです」。ブルース・リーこと李小龍が残した言葉である。著者は香港に足を運び、子役時代の映画を観、関係者を訪ね歩き、ブルース・リーの32歳の短い生涯に迫っていく。世界中でいまなお上映されている背景にあるナショナリズムと武術の関係性も探っていく。書き下ろし伝記。