未生の日本美術史

未生の日本美術史千葉成夫
A5判 408頁
定価:4,730円(本体4,300円)
4-7949-2387-2 C1070 〔2006年〕


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日本には美術は未だ生まれていない。だからこの列島で、美術とは「何が美術たりうるか」を問うことに他ならない。西欧の美術をあがめることも、失われた日本伝統に回帰することもなく、1970年代以降の絵画・彫刻の最先端をになった作家たち──遠藤利克、戸谷成雄、堀浩哉、中村一美、草間彌生、田中敦子、川俣正、中村政人、小沢剛、中ザワヒデキ──。彼らの作品を精細に論じ、日本美術の起源から現代にいたる流れの核心をとらえた論考。

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