――諸九尼の生涯
金森敦子
四六判 288頁
定価:2,090円(本体1,900円)
4-7949-6365-3 C0095 〔1998年〕
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京から松島へ。芭蕉の後をたどり「奥の細道」を歩きつづけた女性がいた。遺された紀行から幻の俳人が蘇る。諸九は庄屋の嫁だったが、旅の俳諧師・湖白と欠落ち。その後プロの俳諧師として自立。「この人について、入手しやすい本がでてくれることを切望していたので、実に嬉しい」(朝日新聞・北村薫氏評)。日本エッセイスト・クラブ賞。