――食品添加物・農薬に負けない
増尾清
四六判並製 192頁
定価:1,100円(本体1,000円)
4-7949-6702-0 C0077 〔2006年〕
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食品の危険は、いくら消費者が声をあげても、これからもなくなりそうにない。それではそういう世の中に、自分たちでできる自己防衛策とは何か。40年にわたって、食品の安全問題を問い続けてきた筆者が、それに答える。かつて添加物や農薬があふれていた時代に育ってきた世代が、長寿世界一を誇っているのはなぜか。それは、かつての日本の食卓には自己防衛の知恵があったからだという。その食卓の知恵が、食生活の急激な変化により失われている。その弊害について、最新のスカベンジャーの理論や免疫の考え方に基づいて説明していく。いまから必要なのは、自分たちでできる自己防衛策の復活であり、おばあちゃんたちが持っていた食卓の知恵をもう一度思い出し、子どもたちに伝えていくことだと、筆者は主張している。