「遺された者こそ喰らえ」とトォン師は言った

――タイ山岳民族カレンの村で

吉田清
四六判並製 260頁
定価:1,540円(本体1,400円)
978-4-7949-6776-3 C0095 〔2012年〕


アマゾンで購入する
楽天ブックスで購入する
セブンネットで購入する

 

介護の末、ガンで妻を亡くした著者が突如旅に出て、世界を彷徨った末にたどり着いたカレン族の村での新しい家族との暮らしによって、人間本来の生命力を呼び覚まされる。単なる紀行本ではなく、死と再生の深いテーマを扱いつつも、村での珍騒動とともに楽しく読める作品となっている。

☆みうらじゅん氏推薦!

☆著者出演!(2012年4月放送)
グッと!地球便」 読売テレビ・日本テレビ系で好評放送中!

目次

序章 遺された者こそ喰らえ
第1章 オムコイの空に昇る
第2章 鳶色の瞳 カレン族の女
第3章 困ったもんだ! 〈ナッケー!〉
第4章 飯食ってけ 〈アンミーヨー〉
第5章 大蛇に食欲を覚えるとき
第6章 気にしない、気にしない 〈マイペンラーイ〉
第7章 サバイバル戦略 迷走す
第8章 霊に憑かれて金縛り 〈ピーアム〉
終章 放浪修行僧トォン師からの贈り物

◇著 吉田清(よしだ・きよし)
1952年熊本県生まれ。広告・編集プロダクションを経てフリーライターに。2003年第1回開高健ノンフィクション賞候補に選ばれる。2007年よりタイ北部のカレン族集落に住み着く。現在、牛飼い兼麺屋の亭主。
ブログはこちら→【タイ山岳民族の村に暮らす】
◇イラスト・装丁 塚本やすし(つかもと・やすし)
1965年東京生まれ。絵本作家、イラストレーター。おもな著書に、『はしれ!やきにくん』『このすしなあに』(ともにポプラ社)など。『小説新潮』の表紙絵、赤川次郎『三毛猫ホームズ』シリーズの挿絵なども手がける。
ブログはこちら→【絵本作家:塚本やすし】
関連書籍