三浦展
四六判 224頁
定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-6787-9 C0052 〔2012年〕
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高級住宅地は、日本の近代化を象徴するもののひとつである。それは当時理想とされた欧米的な生活様式を実現する場であり(だからこそ近代国家の中枢を占める軍人たちが多く住んでいた)、健康で文化的な中流家庭の生活をつくる場でもあった。
消費社会研究家の三浦展が、現存する東京西郊の高級住宅地を歩きながら、近代・中流・家族の歴史に思いをはせる。
目次(掲載地)
序 田園都市の百年と高級住宅地
第1章 田園調布 高級住宅地の代名詞
第2章 成城 閑静さと自由さと
第3章 山王 別荘地から住宅地へ
第4章 洗足、上池台、雪が谷 池上本門寺を望む高台
第5章 奥沢、等々力、上野毛 東京都は思えぬ自然と豪邸
第6章 桜新町、松陰神社、経堂、上北沢 世田谷の中心部を歩く
第7章 荻窪 歴史が動いた町
第8章 常盤台 軍人がいなかった住宅地
付 高級住宅地開発史年表、カラー口絵、東京西郊地形図
各章末には著者推薦の名店・名物店情報付き!
『東京「スリバチ」地形散歩』地図製作者による地図を付録!
「高級住宅地三大商店街」等を紹介。カラーページのコラム!
◇三浦展(みうら・あつし)
消費社会研究家。1958 年生まれ。家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえた、新しい時代の予測に定評がある。著書に、80 万部のベストセラー『下流社会』のほか、消費論として『第四の消費――つながりを生み出す社会へ』、都市論、郊外論として『東京は郊外から消えていく!』『ファスト風土化する日本』などがある。
消費社会研究家。1958 年生まれ。家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえた、新しい時代の予測に定評がある。著書に、80 万部のベストセラー『下流社会』のほか、消費論として『第四の消費――つながりを生み出す社会へ』、都市論、郊外論として『東京は郊外から消えていく!』『ファスト風土化する日本』などがある。
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