たった一行だけの詩を、あのひとにほめられたい

――歌詞とエッセイ集

たった一行だけの詩を、あのひとにほめられたいtitle=豊田道倫
四六判 272頁
定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-6900‐2 C0095 〔2013年〕
ブックデザイン:山田拓矢


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孤高のシンガー・ソングライター
魂の遍歴と現在地

キャッチーなメロディにのせた独特の歌声と私小説的を彷彿とさせる喚起的な歌詞……。
リスナーの心にまっすぐに突き刺さる歌を発表し続けてきた豊田道倫の初となる雑文集。
書き下ろしエッセイのほか、梅佳代さんとのフォトセッション(カラー16ページ)、未発表を含む50の歌詞を収録。

 

結婚、息子の誕生、離婚、友人の死。
根を張り暮らし始めた街や、遊び歩いた街のこと。
アルバム、ライブ、ツアー。
そして3.11。
それらの情景を鮮やかに思い出せるのは、自分には音楽があり、どんな時も歌をひたすら作ってきて、また、色々な音楽、歌に耳を澄ませてきたからだと思う。


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目次

第1章 街
第2章 生活
第3章 実験
第4章 友達
interlude ソウルフード 2039
第5章 異性
第6章 家族
第7章 生と死
第8章 夜と夢
[口絵] 撮影・梅佳代(特別エッセイも寄稿)
bonus track essay 大阪滞在記(2012年11月)」、舞台を捨てた女と果てしない旅に出る、ほか

 

◇豊田道倫(とよた・みちのり)
1970年岡山県生まれ、大阪育ち。
少年時代に聴いた松山千春に影響を受けて音楽をはじめ、90年代前半より活動を活発化、大阪アンダーグラウンドシーンを中心に活躍。’95年に『ROCK’N’ROLL 1500』でデビュー後、現在に至るまで20数枚に及ぶ作品を発表。90年代中頃に東京へ進出して以降もライブ活動を続け、様々なシーンを横断する「真」のオルタナティヴ・シンガーとして無二の存在感を放っている。最新作は、『m t v』(WEATHER/HEADZ)。
著書に『東京で何してる?』(河出書房新社)がある。

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