――日系アメリカ人少女の物語
〈いのちのバトン〉
ヨシコ・ウチダ文 ジョアナ・ヤードリー絵
浜崎絵梨訳
A4変型 32頁
定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-6802-9 C8797
〔2013年〕
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―絵本〈いのちのバトン〉シリーズ―
思い出は、いつもいっしょ
戦争にひきさかれたふたりの少女を結ぶ絆
第二次大戦下、アメリカに住む多くの日本人や日系人が強制収容所へ送られました。日系人の少女エミも、住みなれた家や友だちと別れ、収容所に入れられることになります。出発の日、幼なじみのローリエが金色のブレスレットを届けにきます。ふたりの思い出のしるしとして……。しかし、エミはそのブレスレットを収容所でなくしてしまい――。残酷な運命のなかで、生きる勇気を見出していく少女の物語。
1993年ニューヨーク・タイムズ選定
「年間最優秀イラストレーティド・ブックス」受賞
◇ヨシコ・ウチダ
1921-1992。日系二世の作家。第二次大戦中の日系人強制収容所での体験を題材に、ノンフィクションや児童書など30点以上の作品を遺す。受賞歴多数。「リンコ三部作」(ひくまの出版)や『荒野に追われた人々』(岩波書店)、『写真花嫁』(學藝書林)などが日本語に翻訳されている。
1921-1992。日系二世の作家。第二次大戦中の日系人強制収容所での体験を題材に、ノンフィクションや児童書など30点以上の作品を遺す。受賞歴多数。「リンコ三部作」(ひくまの出版)や『荒野に追われた人々』(岩波書店)、『写真花嫁』(學藝書林)などが日本語に翻訳されている。