造形表現の歴史と思想
菊地健三・島津京・濱西雅子 著
A5判並製 352頁
定価:3,300円(本体3,000円)
978-4-7949-6842-5 C3070 〔2014年〕
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新しい美術の定番書
レオナルド、ラファエロ、マネ、モネ、ゴーガン……
原始美術からルネサンスを経て現代の美術まで
この一冊で美術の歴史がよくわかる!
古代から中世の造形表現を世界の「模倣」とすれば、ルネサンス以降の現実的表現は「創造」、19 世紀後半、ポスト印象主義以降は「創作」と位置づけられる。そして、これら一連の西洋の美術の流れには、古代ギリシアの思想が根底で轟いている……。(図版多数掲載)
西洋における造形表現の変遷と人類の歴史的思想的変遷の相関を解き明かす、画期的な美術通史。
〈書評掲載〉
「ナンクロメイト」2014.8 書籍紹介(牧眞司氏評)
「美術手帖」2014.7 書籍紹介
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<目次>
Ⅰ 西洋美術小史 菊地健三
Ⅱ 二〇世紀の美術 そのさまざまな領域 島津 京
Ⅲ 初期キリスト教時代から中世の美術 濱西雅子
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1946年秋田県生まれ。専修大学大学院博士後期課程修了。専修大学文学部哲学科教授。著書「カントと二つの視点」(専修大学出版局)、共著「ジル・ドゥルーズの試み」(北樹出版)他、翻訳「性差についてのカントの見解」(U・Pヤウヒ著、専修大学出版局)。1979年美術出版社主催「美術評論賞」受賞を機に秋田由利の筆名で「現代美術辞典」(美術出版社)等、現代美術中心の評論を執筆。
◇島津 京(しまづ・みさと)
福岡県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了(美学専攻)。東京藝術大学大学美術館助教を経て、2013年より専修大学准教授。編著に『斎藤佳三の軌跡ー大正・昭和の総合芸術の試み』(東京藝術大学大学美術館)、『バウハウス・デッサウ展』(産経新聞社)など。
◇濱西雅子(はまにし・まさこ)
東京藝術大学大学院美術研究科芸術学(西洋美術史)専攻修士課程修了。ドイツ、テュービンゲン大学(美術史専攻)留学、哲学博士号取得。現在、東京藝術大学、群馬県立女子大学、法政大学、専修大学非常勤講師。専門は中世美術史。
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