片岡義男著 装丁:平野甲賀
四六判上製カバー装 288頁
定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-6870-8 C0093 〔2015年1月〕
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晶文社創業55周年記念企画 第一弾
――今こそ、片岡義男!
夢みたいなカウボーイなんて、もうどこにもいない。でも、自分ひとりの心と体で新しい伝説をつくりだす男たちはいる。長距離トラックの運転手、巡業歌手、サーカス芸人、ハスラーなど、現代アメリカに生きる〈さびしきカウボーイ〉たちの日々を、この上なく官能的な物語として描きだす連作小説集。
1975年の初版から約40年の時を経て、片岡義男ファン待望の初期作品群がオリジナル・デザインのまま復刊。
☆ほか、『10セントの意識革命』、『町からはじめて、旅へ』の2冊も同時復刊!
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【目次】
六杯のブラック・コーヒー
拳銃つかいの最後
霧の朝はやく、二車線のハードライダーが……
ライク・ア・ローリング・ストーンだって?
南へむかう貨物列車
西テキサスの小さな町
縛り首の木(ハンギング・ツリー)
ブラドレーのグランプリ
ジョージア州では桃が熟れるころ
胸に輝く星
パッシング・スルー
ロディオ・バム
荒馬に逢いたい
カーニヴァルの女
あとがき
【お詫びと訂正】
このたび改版し発行いたしました片岡義男先生の『ロンサム・カウボーイ』の旧版の初版データに誤りがございますので、お詫びして訂正いたします。
『ロンサム・カウボーイ』285ページ奥付
誤 1976年4月30日初版→正 1975年5月25日初版
片岡義男先生ならびに読者の皆様に御迷惑をおかけいたしましたことお詫び申し上げます。次回重版時に訂正いたします。なにとぞよろしくお願いいたします。
1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリーマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第二回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか、『歌謡曲が聴こえる』『短編を七つ、書いた順』『ミッキーは谷中で六時三十分』『私は写真機』『翻訳問答 英語と日本語行ったり来たり』(共著)など多数ある。
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