町からはじめて、旅へ

片岡義男著 装丁:平野甲賀
四六判上製カバー装 264頁
定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-6871-5 C0095 〔2015年1月〕


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晶文社創業55周年記念企画 第一弾
――今こそ、片岡義男!

ぼくの本の読みかた、映画のみかた、食べかた。そしてアタマとカラダを取り戻すための旅――アメリカ西海岸へ、日本の田舎へ、もちろんハワイへ。魂と肉体の自由なトータリティを求めて飛びつづける、東京はぐれ鳥・片岡義男のハードな魅力溢れるエッセイ集。
1976年の初版から約40年の時を経て、片岡義男ファン待望の初期作品群がオリジナル・デザインのまま復刊。

☆ほか、『10セントの意識革命』、『ロンサム・カウボーイ』の2冊も同時復刊!

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【目次】

町からはじめて
・東京はぐれ鳥
・町の生活のなかに「個性」って、あるだろうか
・ぼくの食料品体験
・ぼくと本とのつきあい方
・少年たちはたしかに映画を観た
・西部劇のヒーローたち
・バッファロー・ビルとワイルド・ウエスト・ショー
・密造酒に月の明かりが照り映えて
・ブギはトータルなのだ

旅へ
・南の島で
・ウエスト・コーストとの触れあい
・アメリカの都市で
・ソーダ・ファウンテンの片隅で
・アタマがカラダを取り返すとき
・旅先の小さな町で二人はリンゴを食べた

南海の楽園より

あとがき

◇片岡義男(かたおか・よしお)
1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリーマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第二回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか、『歌謡曲が聴こえる』『短編を七つ、書いた順』『ミッキーは谷中で六時三十分』『私は写真機』『翻訳問答 英語と日本語行ったり来たり』(共著)など多数ある。

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