ランニング思考

――本州縦断マラソン1648km を走って学んだこと――

慎泰俊 著
四六判 248頁
定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-6896-8 C0095 〔2015年10月〕


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なぜそこまでして
走り続けるのか?

民間版の世界銀行を目指す起業家が、過酷なウルトラマラソンの体験から得た仕事と人生の教訓。いかなるマインドセットでレースに臨み、ふりかかるアクシデントをどう乗り越えるか? 日頃のエクササイズはどうするか? 1648キロを走破した本州縦断マラソン、520キロの山道を走りぬく「川の道フットレース」、佐渡一周208キロのウルトラマラソン……途上国金融の仕事の傍ら、NPOの活動も行う著者が、自らのランニング体験を通して得た人生・仕事上の知恵を伝える、読者の「働く」「生きる」を変えるかもしれないエクストリームなマラソン体験記。

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【目次】

1 佐渡一周マラソン208㎞

2 川の道フットレース520㎞

3 本州縦断1648㎞

付録 本州縦断マラソン道中記

 

慎泰俊(しん・てじゅん)
1981年日本生まれ。朝鮮大学校法律学科卒業後、早稲田大学大学院ファイナンス研究科に入学、修了。大学院在学中からモルガン・スタンレー・キャピタルで働き始め、同社のグローバル不動産投資ファンドの運用における財務モデルの作成や負債管理システムの構築などに従事。2010年からはユニゾン・キャピタルに投資プロフェッショナルとして入社し、投資の実行、売却、負債リストラクチャリング他、数多くの投資プロジェクトに従事。
金融プロフェッショナルとしてのキャリアの傍ら、2007年に認定NPO法人Living in Peaceを設立し、機会の平等を通じた貧困削減のために活動。2009年には日本初となるマイクロファイナンス投資ファンドを企画。国内では、親と暮らせない子どもの支援に従事し、これまで二つの児童福祉施設の新設に関わる資金調達支援、退所後の子どもの就学資金支援、政策提言活動などを行ってきた。
2014年7月に五常・アンド・カンパニー株式会社を創業し、2015年10月時点で、カンボジア、スリランカ、ミャンマーにある子会社を通じて現地の貧困層にマイクロファイナンスを提供している。

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