――中高生に伝えておきたいたいせつなこと
〈犀の教室〉
内田樹 編
四六判並製 288頁
定価:1,540円(本体1,400円)
978-4-7949-6825-8 C0095 〔2016年7月〕
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既存の考え方が通用しない時代で
生き延びるための知恵と技術
世の中の枠組みが大きく変化し、既存の考え方が通用しない歴史の転換期に、中高生に向けて「これだけは伝えておきたい」という知見を集めたアンソロジー。言葉の力について、憲法について、愛国心について、科学的態度について、弱さや不便さに基づいた生き方について……。若者たちがこれからの時代を生き延びるための知恵と技術がつまった、未来へ向けた11のメッセージ。
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【目次】
内田樹 身体に訊く──言葉を伝えるとはどういうことか
加藤典洋 僕の夢――中高生のための「戦後入門」
高橋源一郎 表と裏と表――政治のことばについて考えてみる
平川克美 人口減少社会について根源的に考えてみる
小田嶋隆 13歳のハードワーク
岡田憲治 空気ではなく言葉を読み、書き残すことについて
仲野徹 科学者の考え方――生命科学からの私見
白井聡 消費社会とは何か――「お買い物」の論理を超えて
山崎雅弘 「国を愛する」ってなんだろう?
想田和弘 「中年の危機」にある国で生き延びるために
鷲田清一 社会に力がついたと言えるとき
1950年東京都生まれ。武道家。
1962年、東京都生まれ。現代デモクラシー理論。
1956年、東京都生まれ。コラムニスト。
1948年、山形県生まれ。文芸評論家。
1977年、東京都生まれ。政治学、社会思想。
1970年、栃木県生まれ。映画作家。
1951年、広島県生まれ。作家、文芸評論家。
1957年、大阪市生まれ。生命科学。
1950年、東京都生まれ。事業家、文筆家。
1967年、大阪府生まれ。戦史・紛争史研究家。
1949年、京都府生まれ。臨床哲学。