田村真菜 著
四六判並製 296頁
定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-6958-3 C0095 〔2017年4月〕
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貧困・暴力・存在の否定。
様々な困難をサバイブしながら成長する少女の
自伝的ノンフィクション・ノベル
私たちの生活は柔らかな戦場だった――。
貧困と虐待が影を落とす過酷な家庭環境に育った10歳の少女は、突如母と妹と三人で野宿しながら日本一周の旅に出ることに。襲い掛かる様々な困難に立ち向かうサバイバルの日々を経て、成長した彼女が見出した道とは?
――私たち、また生きて会おうね。
【パブ情報!】
北陸中日新聞 2017/5/13
GINZA 6月 2017/5/12
ひみつ基地2017年05月号 vol.51 2017/5/10
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【目次】
1 僕の知らない女:東京
2 一〇〇万円と薔薇の花びら:小田原
3 ダンとの、言えない約束:小田原
4 生きている山と、はじめての野宿:熊本
5 お坊さんと、ばけもののいもうと:愛媛
6 揺れるかずら橋と、はんぶん姉さん:徳島~大阪
7 星にいちばん近い駅:立山
8 いなくなった母さんと、ヒロ爺:仙台
9 父さんの海と、よそものの私:能登
10 母さんの涙と、泣き砂の声:輪島
11 むらさきの花と、ひとつの嘘:小田原
作家・写真家。1988年、東京・池袋生まれ。国際基督教大学(ICU) 教養学部卒。12歳まで義務教育を受けず、小田原・大磯・鎌倉など湘南を転々と引っ越し、育つ。大学卒業後、コンビニ店員、アパレル販売、ニュース編集者、NPO勤務や起業を経て、作家に。現在、東京下町にある大正時代の長屋でさまざまなプロジェクトを進行中。著者HP ⇒ http://tamuramana.com/
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