〈犀の教室〉
飯田泰之 編
四六判並製 276頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-6830-2 C0030 〔2017年6月〕
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中規模都市の繁盛が、日本経済を活性化させる!
国が掲げている目標の「国土の均衡ある発展」は有効なのか? 現状進んでいる「東京一極集中」をこのまま是認していいのだろうか? 人口減少が避けられない日本にとって、すべてのエリアでの人口増加は不可能である。「一部エリアの人口の増加」と「その他の地域での人口減」の幸福な同居こそが現実的な解ではないのか。また災害が多い日本では、東京の一極集中はリスクを伴う。リスクを分散させ、金沢、高松、山口、長野、福岡はじめ、東京の近郊など、人口10万人以上の中規模都市を豊かに、個性的に発展させることが、日本の未来を救う。建物の時間と場所のシェア、ナイトタイムエコノミー、地元農業と都市の共存……多くの工夫と創造によって、前向きな明日が生まれる。
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【目次】
序論 地域再生を巡る基礎理論(飯田泰之)
1章 センシュアス・シティから見る地方都市の魅力(島原万丈)
2章 中規模都市と商店街(新雅史)
3章 地域再生における建物利活用の未来(広瀬郁)
4章 都市にとってのナイトタイムエコノミー(木曽崇)
5章 地域経済を支える企業人たち(藤野英人)
6章 地方都市住民と地元農民の共存に向けて(浅川芳裕)
1975年東京都生まれ。明治大学政治経済学部准教授
1974年山口県生まれ。作家、翻訳家、ジャーナリスト
1973年福岡県生まれ。社会学者
1976年広島県生まれ。国際カジノ研究所所長
1965年愛媛県生まれ。LIFULL HOME’S総研所長
1973年東京都生まれ。トーンアンドマター代表取締役。プロジェクトデザイナー
1966年富山県生まれ。レオス・キャピタルワークス代表取締役社長