こわいもの知らずの病理学講義

仲野徹 著
四六判並製 376頁
定価:2,035円(本体1,850円)
978-4-7949-6972-9 C0047 〔2017年9月〕


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医学界騒然!大阪大学医学部名物教授による、
ボケとツッコミで学ぶ病気のしくみとその成り立ち。

ひとは一生の間、一度も病気にならないことはありえません。ひとは必ず病気になって、死ぬんです。だとすれば、病気の成り立ちをよく知って、病気とぼちぼちつきあって生きるほうがいい。書評サイト「HONZ」でもおなじみ、大阪大学医学部で教鞭をとる著者が、学生相手に行っている「病理学総論」の内容を、「近所のおっちゃんやおばちゃん」に読ませるつもりで書き下ろした、おもしろ病理学講義。脱線に次ぐ脱線。しょもない雑談をかましながら病気のしくみを笑いとともに解説する、知的エンターテインメント。
 
≫≫ 書評情報(2018年7月25日更新)

≫≫ 特別寄稿「祝! 本庶佑先生ノーベル賞受賞」(2018年10月24日更新)

 
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【目次】

■序 章

病理学ってなに?

■第1章

負けるな!細胞たち──細胞の損傷、適応、死

■第2章

さらさらと流れよ血液──血行動態の異常、貧血、血栓症、ショック

■インターミッション

分子生物学の基礎知識+α

■第3章

「病の皇帝」がん 総論編─その成り立ち

■第4章

「病の皇帝」がん 各論編──さまざまな進化の形

■おわりに

 

仲野 徹(なかの・とおる)
1957年、「主婦の店ダイエー」と同じ年に同じ街(大阪市旭区千林)に生まれる。大阪大学医学部医学科卒業後、内科医から研究の道へ。ドイツ留学、京都大学医学部講師、大阪大学・微生物病研究所教授を経て、大阪大学大学院・医学系研究科・病理学の教授に。専門は「いろんな細胞がどうやってできてくるのだろうか」学。著書に、『幹細胞とクローン』(羊土社)、『なかのとおるの生命科学者の伝記を読む』(学研メディカル秀潤社)、『エピジェネティクス』(岩波新書)など。
趣味は、ノンフィクション読書、僻地旅行、義太夫語り。

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