吉本隆明 著
A5判変型・上製 584頁
定価:7,150円(本体6,500円)
978‐4‐7949‐7114-2 C0395〔2017年12月〕
アマゾンで購入する 楽天ブックスで購入する セブンネットで購入する |
わが国の和歌形式の詩は、
いつ形づくられたのか――
「古事記」「日本書紀」から平安期の歌論書までを読み解き、和歌形式の詩の発生の起源から形式の成立まで統一的に論じる古典批評の書『初期歌謡論』。および、同時期に発表されたそれに関連する評論・講演・エッセイを収録する。第15回配本。
月報は、藤井貞和氏・水無田気流氏・ハルノ宵子氏が執筆。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【目次】
初期歌謡論
Ⅰ 歌の発生
Ⅱ 歌謡の祖形
Ⅲ 枕詞論
Ⅳ 続枕詞論
Ⅴ 歌体論
Ⅵ 続歌体論
Ⅶ 和歌成立論
あとがき
文庫版のためのあとがき
〈初期〉ということ〈歌謡〉ということ
初期歌謡
古代歌謡論
ある枕詞の話
枕詞の空間
解題(間宮幹彦)
◇吉本隆明(よしもと・たかあき)
1924年、東京・月島生まれ。詩人、文芸批評家、思想家。東京工業大学工学部電気化学科卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動をつづける。日本の戦後思想に大きな影響を与え「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。2012年3月16日逝去。
1924年、東京・月島生まれ。詩人、文芸批評家、思想家。東京工業大学工学部電気化学科卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動をつづける。日本の戦後思想に大きな影響を与え「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。2012年3月16日逝去。