〈韓国文学のオクリモノ〉作家来日イベント第2弾 ※このイベントは終了しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

『誰でもない』『野蛮なアリスさん』刊行記念
「韓国文学のいま――小説と社会の最前線」
ファン・ジョンウンさん×斎藤真理子さんトークイベント

現代韓国で数々の賞に輝き、ヨーロッパではブッカー賞受賞のハン・ガンに続く才能として注目をあつめる作家、ファン・ジョンウン氏。2018年1月に晶文社より最新作品集『誰でもない』、3月には河出書房新社より長篇『野蛮なアリスさん』が刊行され、日本での本格的な紹介が始まりました。このたび上記2冊の刊行を記念して、著者のファン・ジョンウンさんと、訳者の斎藤真理子さんのトークイベントを開催いたします。

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出演◇ファン・ジョンウンさん、斎藤真理子さん(翻訳家)

日時◇2018年4月4日(水) 19:00開演 / 18:45開場

会場◇紀伊國屋書店新宿本店9階・イベントスペース

お申し込みはこちら(紀伊国屋書店のイベント詳細ページへジャンプします)

主催◇河出書房新社

共催◇韓国文学翻訳院、晶文社

 

◇ファン・ジョンウン

1976年、ソウル生まれ。2005年、短編「マザー」でデビュー。08年、最初の短編集『七時三十二分 象列車』を発表すると、現実と幻想をつなぐ個性的な表現方法が多くの人の心を捉え、一世を風靡する。10年、最初の長編小説『百の影』で韓国日報文学賞、12年、『パ氏の入門』で申東曄文学賞、14年、短編「誰が」で李孝石文学賞、15年、『続けてみます』で大山文学賞、17年、中編「笑う男」で金裕貞文学賞など、数々の文学賞を受賞。作品を発表するごとに注目を集め、「現在、最も期待される作家」と評判をよんでいる。邦訳に『誰でもない』(晶文社)、『野蛮なアリスさん』(河出書房新社)がある。

◇斎藤真理子(さいとう・まりこ)

翻訳家。訳書にパク・ミンギュの『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳、クレイン)、『ピンポン』(白水社)、『三美スーパースターズ 最後のファンクラブ』(晶文社)、ハン・ガン『ギリシャ語の時間』(晶文社)、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)、ファン・ジョンウン『誰でもない』(晶文社)、『野蛮なアリスさん』(河出書房新社)など多数。『カステラ』で第一回日本翻訳大賞を受賞した。2018年5月にはチョン・ミョングァン『鯨』(晶文社)を刊行予定。