CBDのすべて

――健康とウェルビーイングのための医療大麻ガイド

アイリーン・コニェツニー/ローレン・ウィルソン 著 三木直子 訳
四六判並製 328頁
定価:2,530円(本体2,300円)
978-4-7949-7159-3 C0047 〔2019年12月〕


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市場規模230億ドルに拡大が予想される*
CBD [カンナビジオール] とは何か

オイル、ドリンク、チョコレートからスキンケアまで。大麻先進国アメリカや欧州で大ブームのCBDを正確で包括的な情報から解説。実際の医療現場で患者に寄り添ってきた看護師が、その経験を踏まえ、医療大麻におけるCBDの歴史と作用機序についての科学的な解説から、実際の製品の選び方、使い方までを詳説する、CBD入門。
*2025年までに、於アメリカ

【CBDの働き】
・鎮痛効果 ・抗けいれん作用 ・抗炎症作用
・抗酸化作用 ・神経保護作用 ・抗がん作用

ではいったいCBDの何がそれほどすごいのでしょう? 理由の一つにはもちろん、それを使っても、同じくカンナビノイドの一つであるテトラヒドロカンナビノール(THC)のようにハイにならない、という点が挙げられます。でも昨今の、何から何までCBDを入れるという流行の一番の理由は、CBDが、実にさまざまな疾患の症状に効く可能性を持っていることがわかってきているためです。あの大麻が、一見なんの関係もないと思われるさまざまな疾患の症状に効果があるというと人々は驚きます。――(本文より)

≫≫原著の巻末に収録されていたNotes(原著註一覧)を公開中

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【目次】

はじめに

第1章:何がそんなにすごいの?
第2章:大麻草の歴史
第3章:エンドカンナビノイド・システム
第4章:カンナビノイドとアントラージュ効果
第5章:カンナビジオール(CBD)って何?
第6章:CBDって安全なの?
第7章:CBDの原材料――大麻草とヘンプ
第8章:CBDと二七の疾患
第9章:あなたに合ったCBDの使い方
第10章:どれくらい摂ったらいいの?
第11章:信頼できる製品をみつけるには

おわりに
資料集

◇アイリーン・コニェツニー(Eileen Konieczny)
腫瘍科の看護師として、数十年にわたって患者の苦痛を軽減させる仕事をしてきた公認看護師。医療大麻の効果と安全性について学んだ2008年以降、医療目的の大麻の使用を広める活動を始めた。過去に AmericanCannabis Nurses Association(アメリカ医療大麻看護師協会)の会長を務めるなど、患者、看護師、一般の人々に広く医療大麻についての教育を行っている。
◇ローレン・ウィルソン
職業は料理研究家であり、料理やレストラン業界に関する著作もあるが、自身の医療大麻患者としての経験を通して医療大麻の啓蒙活動に関わるようになる。アイリーンをはじめさまざまな活動家と協力して、医療大麻を必要とする患者が薬を手に入れることができるようになるべく努力を重ねている。
◇三木直子(みき・なおこ)
東京生まれ。国際基督教大学教養学部語学科卒業。訳書に『魂からの癒し チャクラヒーリング」(徳間書店)、『ポケットの中のダイヤモンド」(ナチュラルスピリット)、『豆農家の大革命』『植物と叡智の守り人』(築地書館)、『ダルマ・ライフ』『アクティブ・ホープ』(春秋社)、『ココナッツオイル健康法』(WAVE出版)、『不安神経症・パニック障害が昨日より少し良くなる本』『がんについて知っておきたいもう一つの選択』(晶文社)ほか多数。医療大麻についての活動にも携わっており、現在 GREEN ZONE JAPAN 理事。『マリファナはなぜ非合法なのか?』(築地書館)の翻訳も手がける。映
画『WEED THE PEOPLE―大麻が救う命の物語』日本上映会発起人(字幕作成も担当)。
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