〈シリーズ日常術〉
野中モモ 著
A5判上製 148頁
定価:1,650円(本体1,500円)
978-4-7949-7171-5 C0095 〔2020年3月〕
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読んでも、作っても、ZINEは楽しい
ZINEは楽しい。楽しいと感じたら、すぐに作れる。
「読む人」はいつだって「作る人」だ。
この本では、自らZINEを作り、探し、紹介してきた著者が、自身の経験を語り、同じくZINEのとりこになった人たちの声を伝えることで、色鮮やかなZINEの世界を案内します。
何かを作りたいと思ったら、あなたはいつでもメディアになれる――
ZINEをとりまく環境から、軽やかに生きる術を考える、楽しいおしゃべりの一冊です。
シリーズ《日常術》
好きなことに真摯に向き合って、軽やかに生きたい。
そのコツは、きっと日常の中にある。
趣味も仕事もごちゃまぜに楽しんで、気持ちよく暮らす人たちに軽やかに生きる知恵と工夫をきくシリーズ。
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【目次】
はじめに
ZINE(ジン)―小さなDIYメディアの必要
1章 ZINEと私―個人的メディア史・20世紀から21世紀へ
1 紙とペンからはじまる遊び
2 自分で発信すると世界が広がる
3 ZINEを届ける、場を作る
2章 ZINESTERに会いに行く
1 佐藤麗生さん 芸術と生活とジン
2 こやまさん ちょっとだけ広がる可能性
3 内田翼さん ものを作ることで人とつながる
4 北野留美さん 誌面と体験の往復
5 カナイフユキさん 絵と言葉による語りの実験
6 B.G.U. ZINE 等身大の社会正義感覚
3章 ZINEのあるところに人が集まる
作る・読む・集まる―ZINEの集いとイベント
ZINE取扱店の現場から―海外事情座談会
おわりに
1973年、東京生まれ。ライター、翻訳者(英日)。2007年に自主制作出版物のオンラインショップ「Lilmag」(www.lilmag.org)を開店。店主として個人のZINE活動を応援している。著書に『デヴィッド・ボウイ 変幻するカルト・スター』(筑摩書房)、『日本のZINEについて知ってることすべて 同人誌,ミニコミ,リトルプレス―自主制作出版史1960~2010年代』(誠文堂新光社、ばるぼらとの共編著)。訳書にダナ・ボイド『つながりっぱなしの日常を生きる ソーシャルメディアが若者にもたらしたもの』(草思社)、アリスン・ピープマイヤー『ガール・ジン 「フェミニズムする」少女たちの参加型メディア』(太田出版)など多数。