――ストレンジDIYマニュアル
元木大輔 著
A5判並製 212頁
定価:2,145円(本体1,950円)
978-4-7949-7190-6 C0052〔2020年10月〕
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デザイン=工夫と捉えれば、
誰もが作り手になれる!
視点を変えるだけで、あらゆるものは素材になる。ゼロから考えずに、すでにあるものをハックする方法を獲得しよう。まわりの環境を変える工夫を身につければ、世界はより豊かで楽しいものになる!
自由に形を考えられるフルーツ・ボウルから駅の階段を使った劇場まで、さまざまなスケールのものを自らの手で作り、考えるための画期的なDIYマニュアル。
ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展への出展などで注目を浴びる建築家、元木大輔による初の著書!
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【目次】
[まえがき]デザインは工夫である
フルーツ・ボウル──多様なコンセプト
原始的な家具──前提を疑う
フレーム──リフレーミング、またはローカロリーであること
スツール・ハック──既成のデザインをハックする
[NOTE 01]モダニズムの作った世界
ストレンジ・テンセグリティ・テーブル──かっこわるい素材は存在しない
[NOTE 02]すべては素材である
スポンジ・シェルフ──ゆるさを許容できる形
OAフロア・シェルフ──本来とは違う、ちょうどいい使われ方
ゴールド・パイプ・システム──仮設性について
3面の家具──アイデアは連鎖する
ビスキャップ・チェア──ジョイント・マニア
クッション・モジュール──やわらかいシステムをつくる
万力テーブル──分解可能なデザイン
[NOTE 03]僕らの事務所は完成しない
ラッピング・ソファ──必要なものを足していく
[NOTE 04]分解できることの魅力
ラッシング・ベルト・テーブル──組み立ての可能性
[NOTE 05]都市計画とストリートアート
ベンチをボムする──ガードレールも素材のひとつ
サッカーゴール・パヴィリオン──街は改変可能性にあふれている
団地をムービーシアターに──仮設的に劇場を作る
[NOTE 06]ハックできる街
駅の階段を劇場に──最小限の工夫で劇場を作る
DDAA/DDAA LAB代表。CEKAI所属。Mistletoe Community。シェアスペースhappa運営。武蔵野美術大学非常勤講師。1981年埼玉県生まれ。2004年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後、スキーマ建築計画勤務。2010年、建築、都市、ランドスケープ、インテリア、プロダクト、ブランディング、コンセプトメイクあるいはそれらの多分野にまたがるプロジェクトを建築的な思考を軸に活動するデザインスタジオDaisuke Motogi Architecture(現DDAA)設立。2019年、コレクティブ・インパクト・コミュニティを標榜し、スタートアップの支援を行うミスルトウと共に、実験的なデザインとリサーチのための組織DDAA LABを設立。2021年第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展出展。主な作品に《BANG & OLUFSEN Ginza》(2019)、《MISTLETOE OF TOKYO》(2019)ほか。