喫茶の効用

飯塚めり 著
四六判並製オールカラー 144頁
定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7285-9 C0095〔2021年11月〕


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悩んで、とまどい、落ち込んだとき――
いつも喫茶店が助けてくれる。

これからのあなたを支えてくれる喫茶店を、
イラストとエッセイで柔らかく処方します。

・雨の日に気分を明るくしたい
・都会の真ん中でも旅気分を味わいたい
・とにかく「ひとり」になりたい
・朝から気分が上がりません
・家に直帰したくない
・一瞬のカフェタイムでもくつろぎたい
・悩みごとをちっぽけにしたい
・落ち着いて打ち合わせをしたい
・どっぷりと喫茶に浸かって、スッキリしたい
・人見知りだけどカウンター席に座ってみたい
・自分を大切にする時間をつくりたい
・巣ごもり期間も心を動かしたい

――そんなとき、どこに行く?

全36軒の喫茶店をご紹介。
この本を持って、あなたも自分自身に喫茶店を処方してみるのはいかが?

「わたしにとって、いや、喫茶店を愛好する人たちには、喫茶店を、日々の味方につけるために使っている人も多いはずだ。それは、劇的に効くものではないけれど、いつの間にか元気を底上げしてくれる、ゆっくりと効くおくすりのようだ。
わたしは、内なる引き出しにたくさんのお店を持っておき、いざ出かけるときに、パパッと頭のなかで検索して、「これだ」という喫茶店を、己に処方するように選んでいる。滞在は一瞬だけれど、効用は数日続くこともある」(本文より)

 

◇飯塚めり(いいづか・めり)
イラストレーター/喫茶店観察家。早稲田大学第一文学部卒。カフェインで酔える喫茶マニア。著書に『東京喫茶帖』『東京喫茶録』『喫茶チェーン観察帖』(カンゼン)、『カフェイン・ガール』(実業之日本社)。自主制作のZINEに『別冊カフェモンスター』『オ・レ・グラッセをめぐって。』『喫茶魔法使い読本』がある。
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